
一見無力そうな職業ほど美しい、美術はその最もたるもの:「想い、信念、志」
もう昔の自分のことですが、在廊、例えば美術ギャラリーで作家(自分自身)が、自身の作品をひとつひとつ謙虚に説明している姿を想像して、カッコいいと思うでしょうか?
思う人もいれば思わない人もいますよね😊
これは、これまでの自分に引っかかっていた部分でして、
僕は以前、そんなにカッコいいとも思えなかった。
でも、今夜、長年のそのイメージ、考えがひっくり返った。
つまりタイトルテーマにも書かせていただいたように、
「一見無力そうな職業・仕事ほど美しい」という考えに、考え抜いた末行きついた。
行きついたといっても、長年悶え苦しんだ末に、納得できたのだ。
「一見無力そうな職業・仕事ほど美しい」、美術などは、その最もたるものであって、それはなぜと問われれば、命ある限り生身で闘っているからその謙遜する姿が美しいのだ
無駄な力を用いて、人の心を傷つけるのではなく
だから楚々として、知性があって、華やかなのだ

僕はその意味で堅気で、且つ無力な職業なんて、就きたくないと、偏った見方を持っていたのかもしれない
アーティストって、不良っぽい、だからまじめでも不真面目でも、真剣ならごまかしがきく、
でも、これからも、これまで以上にプロの世界を渡っていくとなると、ギャラリーでの在廊は避けて通れないのだ
そこでは、挨拶ができ、身だしなみもアーティストとしての大人のものが必要だ
生身で感謝の意を伝えなければならないのだ
その意味で、堅気でなければ、観てくださる方に、懇切丁寧に、魂を伝えることなどできないだろう
生身で闘うから尊い
その意味であるからこそ、在廊するその素手で自分と、そして理不尽と闘う姿こそ、暴力や理不尽な権力への、真のアーティストは反逆者なのであるということが分かったのです、考えついたのです
絵を描くことに魂は向けられても、在廊する未来をためらっていたから、
前へ進めなかった自分がいました
引っかかっていたものがあって、前へ進めなくなっていたところがありました
僕の中に、自分はこれでいいんだという安堵感が流れ始めました、
そしてこれからも、沢山の問いかけに対する苦悶をしてゆかなければならない
それが真のアーティストだと信じて。
その意味で、ギャラリーとは、(集まる)皆の、社会の花園なのでしょう🌸
Rose
いいなと思ったら応援しよう!
