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記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
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ナンバーワンでオンリーワンの岩泉一

いままで推してきたキャラは数知れず。
そのなかでも、この人を超すキャラはもう現れないだろう存在に、わたしは出会ってしまいました。

記念すべき初記事のタイトルでもある、はじめ。そしてヘッダーのカメイアリーナ仙台。推しの名前、そして深く関係する場所。

ハイキューの岩泉一、岩(いわ)ちゃんです。

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■ハイキューとの出会い

さかのぼること6年前。友人に誘われ、初めてネットカフェにいきました。
気になっていた少女マンガが置いておらず、さてどうしたものかと本棚を見ていたところ、目に飛び込んできたのが「ハイキュー!!」。
男子バレーボール漫画なんてめずらしいと思い、軽い気持ちで手に取りました。

まさか人生で最も好きなマンガになるとは。
ネカフェで5巻までよみ、お店を出た瞬間から続きが読みたくて仕方がありませんでした。口を開けばハイキューの話ばかり。どうしても我慢できず、当時出ていた14巻までを大人買い。はじめての経験でした。


■岩ちゃんを好きになったきっかけ

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これが本当にわからない。最初は主人公のいる烏野高校が好きだったのに、気づいたら岩ちゃんになっていました。
なぜ他校のキャラを急に好きになったのか。覚えてないんじゃなくて、わからない。夢にでもでてきたのだろうか。

ちなみにわたしはこの類のキャラを好きになりがちです。この類とは、主人公や目立つキャラの横にいる、面倒見のいいお母ちゃん的存在のこと。
お母ちゃん的存在じゃなくても、とにかくサイドキャラを好きになる傾向が強い。NARUTOではシカマル、ハガレンではマスタング大佐、ヒロアカではホークスなど。
こういう運命だったんだろうな。


■ていうか岩ちゃんってどんなキャラよ

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1994年6月10日うまれ(生年がわかるのほんとありがたい)、宮城県出身。
幼なじみの及川徹といっしょに、小学校からバレーを始めます。

中学時代は王者・白鳥沢に一度も勝てず、及川とともに青葉城西高校に進学。夏のインハイ予選では決勝で、春高バレー決定戦では準決勝で敗戦。
明かされている情報だけで推測すると、彼は一度も全国の舞台へいけませんでした。

高校卒業後はスポーツ科学科のある大学へ進学。
最終的にはアスレティックトレーナーとして、日本代表選手とともにオリンピックの舞台に立ちます。

わたしの推し、オリンピック出たんですよ。ついこの前の日本五輪のときです。すごくない?する側ではなく、支える側でバレーを続ける。なんと誇り高きわたしの推し。

ちなみに、夏のインハイ予選や春高バレー決定戦の会場がカメイアリーナ仙台です。掲載当時は「仙台市体育館」。外観もそのまま描写されています。九州からはるばる仙台まで聖地巡りしました。またいきたいな。

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■推しのどこが好きなのよ

ズバリ、男前なところです。

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カッとなってしまった及川の暴走をすかさず止めに入ったり、焦っている後輩に「どんな時だろうと重要なのは目の前の一本だけだ」と鼓舞したり。
試合中に、しかも負けたらバレー生活が終わるゲームで、2個下の後輩にこんなかっこいいこと言えますか?言えないよ。

極めつけは大学時代のエピソード。
大学生になり、あこがれの空井崇さんに会うためアメリカへ行きます。そこで、中学高校とずっとライバルだった白鳥沢出身・牛島若利と遭遇。なんと牛島は空井さんの息子だったのです。(空井さんは離婚しており、牛島は母親の姓)

1度も勝てず、ずっと目の前に立ちはだかった張本人。
それなのに岩ちゃんは吹っ切れているのか、フレンドリーに接するんですよ。ふたりでコーヒーを飲みながらおしゃべりするんです。
そして、プロバレーボール選手の道を選び、最近調子の悪い牛島にこう言います。

でもよ「ウシワカ」が「まあまあの選手」なんてのは
メチャクチャ嫌だぜ
ずっと負けてきた身としてはよ

ずっとずっと倒したくて、血がにじむほどの練習をして、それでも勝てなくて。悔しい思いをたくさんしてきた相手に、こんなこと言えますか。

このペアで話しているシーンってここしかないんですよね。他校だったし接点がないから、仲良しかつライバルみたいな存在じゃないんです。シンプルに「敵」なんです。
なのにこんなこと言える?懐が広すぎるよ、岩ちゃん。彼の男前さを再確認した、だいすきなシーンです。

■沼の底をみた

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ここまで読んでくれた方はお分かりのとおり、岩泉沼の深いところにいます。ここが沼の底だと、わたしもついに底まできたかと思っていました。

ちがったのです。底だと思っていた場所は、服が引っ掛かっていただけ。その引っかかりがするりと解けて、一気に底へと引きずり込まれる瞬間に出会ってしまいました。

ファイナルガイドブック排球極です。


ストーリー完結後に発売された当書籍。これにより、全キャラのきょうだい構成が明かされたのです。
岩ちゃんは面倒見がいいし、妹か弟がいるのかな~と勝手に想像していました。岩ちゃんがお兄ちゃんなんて最高じゃん!ベットの上でルンルンしながらページをめくる。

一人っ子

うそだろ?!と言いながら後ろにそのまま倒れました。そのときの衝撃たるやいなや。いまだに引きずっているほど、衝撃的な新情報でした。岩ちゃんが、一人っ子??

そこからです。岩ちゃんに対して、とてつもなく深い愛を感じるようになったのは。岩ちゃんを大切に、愛情をかけて育ててくれたご両親(古舘先生)に、感謝の気持ちでいっぱいです。そう、岩ちゃんは愛の結晶なのです。唯一無二の存在。オンリーワン。


名前の由来も公開されました。

常に挑戦しますように

彼はいまもどこかで、強くかっこよく生きているんだろうな。たくさんの仲間に囲まれて、明るくすごしているはず。

する側ではなく、支える側でバレーに携わることに決めた岩ちゃん。そこにどんなストーリーがあったのかはわからない。でも彼はきっと、目標を必ずやり遂げるという強い意志をもって決めたのだと思っています。

なんてったって、岩ちゃんだからね。


⬛︎心はいつも推しとともに

最終回の岩ちゃんは、とても楽しそうに笑っていました。
その笑顔があまりにも素敵で、Tシャツにして大切に保管しています。

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↑自分の誕生日にだけ着てしまった

ハイキューは終わってしまったけど、岩ちゃんの挑戦はどこかでずっと続いている。そう考えると、わたしも頑張らなくちゃ!と元気をもらえます。

ナンバーワンでオンリーワンの岩泉一。
彼の選んだ道が、どうかすばらしいものでありますように。



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