【後編】韓国女性アイドルにハマるまで~MAMAMOOのライブへ行ってきた~
前編はこちら!
LE SSERAFIM(ルセラフィム)のサクラこと宮脇咲良ちゃんのおかげで韓国アイドルに興味をもったわたしは、YouTubeでMVや韓国での出演番組を探しまくった。
Twitterでは関連ツイートとして韓国女性アイドルの情報が流れてくるようになり、たまたまみかけたaespa(エスパ)のビジュアルに一目ぼれ。ルセラに加えてエスパの動画もみるようになった。
↑こちらのツイートです。顔面がお強くて非常に良い。
■ カナヅチ系オタク
月に一度、電話をする友達がいる。MAMAMOO(ママム)というグループを応援している子だ。
2014年に正式デビューした韓国女性アイドルグループ。メンバー全員韓国出身で、日本では2018年にデビューしている。
その友達と電話をするたびにママムの話題になり、アイドル=ジャニーズだった当時のわたしは「うんうんそうなんだね」「へ〜よかったね」とひたすら聞き役に徹していた。
K-POPを聴くようになり、ふと思い立った。「そういえば友達がママムにハマっているな」と。
そして「ママムはどんな曲を歌っているのだろう」と気になった。
YouTubeで最初にヒットしたのでいいか〜と思い、HIPという曲のMVを何気なく再生した。
何気なくみるもんじゃなかった。
なんだこのかっこいい曲は?!?!?!
もともとロック系の曲が大好きなので、HIPのようなノリがよく、韻の踏むラップがある曲はドンピシャ。ラップ部分で完全にママムの沼へ転げ落ちてしまった。
友達の推しであり、一瞬でわたしを虜にしたムンビョル。ラップがかっこいいと聞いていたのだが、本当にその通りだった。容姿端麗で、紫色のロングヘアーがとても似合う。宝塚男役トップスターでは?(このときのビジュが1番好き)
そしてラップを歌っているときの声。
第一印象は「低っ!」だったが、そのあとすぐに「低い声でラップ歌っているの?!かっこよすぎ!!!」と感激した。
韓国語なので歌詞の意味はわからないのだが、それでもかっこいいと思わせる歌声とパフォーマンス。いてもたってもいられず、友達に語彙力ゼロのメッセージを送った。
カナヅチなので沼(推し)を見つけるとすぐ溺れてしまう。けれどカナヅチの方が人生たのしい。夢中になれるものがあることは素晴らしいことだと、わたしは思う。
■ トントン拍子で決まったライブ参戦
わたしがママムを聴き始めてから約1か月後、ワールドツアー「MY CON」が開催決定。そのツアーには日本公演もあった。
ムンビョルの虜になったわたしは、1ヵ月間YouTubeでママムのMVを繰り返しみていた。それを知った友達(電話の子)がライブに誘ってくれて、わたしの分までチケットを当ててくれたのだ!
初めてのママム、初めての海外アーティストライブ。こんなにもトントン拍子で事が進むなんて……!当日が楽しみで仕方がなかった。
↑三つ編み!かわいいしかっこいい!ファンカムありがとう。
⬛︎ ライブ感想
めちゃくちゃ楽しかった~~!!
日頃の行いが良い友達のおかげでステージ近くの席が当たったので、メンバーの顔までしっかり見ることができた。お肌も髪もつやっつやで「この人たち同じ人間か?」と何度も思った。
MVに抜擢されているようなメインどころの曲しか知らなかったのだが、今思い出しても笑顔になるくらい、とっても楽しかった。
ママム最大の魅力はメンバー全員の歌唱力がトップレベルであることかなと、ライブ前のわたしは思っていた。実際に生歌を聴いて、それは確信に変わる。
YouTubeやAppleMusicで聴いていた声と同じでびっくりした。あまりにもそのままだから「もしかして口パクかな」と疑ったけど、ところどころ日本語を混ぜてくれて「やっぱり歌ってる!」と感動。
ダンスもキレキレでかっこよかった。ずっと幸せだった。
↑ファンの方が準備したバルーンがあり、愛を感じました。素晴らしい!!
■ よかったところ
① メッセージサプライズ
入場と同時にママムへのメッセージを配り、とある曲のサビで胸に掲げるというイベントがあった。
ほかの公演でもしているみたいだが、メッセージ内容と色が異なる。ママムのみんなも驚いていて、その反応がかわいかった。
↑日本公演は2daysあったのですが、両日メッセージの内容と色がちがいました。特別感があって良い!
② 一生懸命日本語を話してくれた
基本メンバーは母国の韓国語を話し、それをスタッフさんが通訳してくれたのだが、一生懸命覚えたであろう日本語を話してくれて嬉しかった。片言なのがさらにかわいい。
ライブ当日は11月下旬だったが、ママムのみんなは踊っているので暑く「せんぷうき、せんぷうき」と言いながら風が当たるように調整していた。風が当たるようになると「せんぷうき、すご~い」と発言。かわいい……。
最後にステージから去るときは「とにかく日本語を話さなきゃ!」と思ったらしく
ムムたち(ファンの総称)、やば〜い
オッケ!
すご〜い
コンビニ!
あいしてるよ〜う
というように、知っている日本語をたくさん話してくれた。言葉が通じるって、本当に素敵だ……。
③ 1曲フル披露
前編で話したとおり、ジャニーズはショートバージョンでたくさんの曲を歌ってくれる。それも良いのだがカットせず1曲まるまる聴きたい気持ちは、心の隅っこにどうしても残っているのだ……。
そのため、ほとんどの曲がフル披露だったのは嬉しかった。大満足!
とちゅう1番のみのセトリがあったのだが、そこはメンバーのソロ曲シャッフルという最高の演出だったのでオールオッケー!!会場もかなり盛り上がった。
↑こちらがソロ曲シャッフルのライブ映像(韓国・ソウル2日目)。
日本では会場内での録音・録画は厳禁だが、海外は撮影OKかつSNSへのアップも許容されている。文化のちがい……。
衣装チェンジのときもモニターに映像が流れ、まったく退屈せず、ずっと笑っていた。17時過ぎに開始し、終わったのは20時ごろ。約3時間もいっしょにすごすことができた。
⬛︎ 惜しい点
ママムに直接関係することではないが、惜しい点をふたつ挙げる。
①幕張メッセはライブ会場に向いていない
向いていないね〜〜〜〜!!はじめて行ったけど、向いていない!!
ライブ会場というより、多目的イベントとしての会場という感じ。音の響きもあまりよくなかった気がする。
そしてモニターが小さく、前方にしかなかった。前の席が当たったのでわたしは見えたが、後ろのブロックの人はほとんど見えていなかったと思う。
次はもっとライブに適した会場でしてほしいな……。
②声出し禁止
これは仕方がないのだが、コロナ対策の一環で日本では声出し禁止、マスク着用が義務づけられている。
しかし海外は声出しをすでに解禁しているし、撮影OKなのでTwitterなどのSNSにたくさんアップされている。見るかぎり日本より盛り上がっていたので、声を出したかった。
言語が違うので、本人たちも私たちも通訳がないとわからない。笑いや拍手に遅れがあり、ママムたちはわたしたちが楽しんでいることをちゃんと感じ取っているだろうかと、何度も心配になった。
そしてマスクをしているから表情も伝わらない。このご時世ならではの悩みである。
⬛︎ まとめ
韓国女性アイドル、最高!!!!!
あと韓国語がわかるようになりたい!!!
本人たちの話していることをわかるようになりたいし、歌もほぼリズムで聴いているから、ちゃんと歌詞がわかるようになりたい。そうしたらもっといろんなグループのことを好きになると思うし、人生楽しくなるはず。
実は大学の外国語選択でなんとな~く韓国語を選択し、2年間勉強したのでほんの少しだけわかる。意味はわからないが、ハングルは読める。
MCでメンバーが話しているとき、ところどころ単語が聞き取れた。そのくらい低レベルだか、通訳がある前に意味がわかったのは嬉しかった。
やはり本場の人たちは流暢なので話すスピードが速いし、「この単語なんだったっけ?」と考えている間に次の言葉を話す。韓国語を勉強し直したいなと思った。
次は本国、韓国で開催されるライブに参戦してみたい。K-POPのおかげで好きなものが増えたし、新たな目標ができた。
K-POPに出会えてよかった!アイドルって最高!!
ps.ぜひみてほしい動画
↑沼に転がり落ちるきっかけになったMV「HIP」
↑THE FIRST TAKEのような、一発撮りの動画。始まる前までニコニコしながら話しているのに、すぐにいつもの歌声が聴こえてくる。歌ウマ集団。CD音源以上の歌唱力。
↑ムンビョルが完全に宝塚男役トップスターで、みるたびに惚れる。
↑ムンビョルのソロ曲「Eclipse」かっこよすぎ!!