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民主主義を疑え①!@さいころゼミ

こんばんは😊
国政選挙が違いづいてきましたね❗️タイミング的にはまさにこの話題はちょうどいいのでは❓と思って取り上げたいと思います🙇‍♀️

みなさま、今の日本を初め、多くの国が導入している民主主義は何と言う民主主義か覚えていますでしょうか❓小学校かもしくは中学校で習ったのかなと思うのですが、そう、「間接民主主義」というものです。
間接民主主義とは、全ての議案を国民が全て投票するのではなく、原則、国民が選出した代表者が議案について話し合い、決定をする流れのものです。
一方で、直接国民が全ての議案について投票する制度は「直接民主主義」です。

タイトルでいきなり、「民主主義を疑え」とセンセーショナルなことを書きましたが、僕は国民皆が政治に関わる民主主義が重要だと思っていますし、一人だけが決定権を持つ独裁制は良くないと思っています。一方で、今の民主主義は果たしてこのままで良いのか❓と思うことが多々あります。

今の世界で展開されている民主主義の課題は、
1.多数決になっており、根本的な議論ができていない
2.皆が政治に参加しているわけではなく、一部の人たちだけしか参加していない
(明確に権利を「放棄」しているのではなく、ただ面倒や、わからないからと言って)
のこの2つが大きいと思っています。
もちろん他にもいっぱいあると思いますし、まだまだ考えなくてはいけないことがあると思いますが、今回はまずこの2つについて語りたいと思います。
(語りキャラが定着しちゃうかも🤣🤣)

1.多数決になっており、根本的な議論ができていない

これはどういうことか。順番に説明していきたいと思います。
まず、民主主義とは、もともと王様など権力のある人たちだけで制作が決定されていた中、みんなで決めようということで出てきたのが民主主義です。
この民主主義が一番最初に取り入れられたのは一般には紀元前6世紀~紀元前5世紀の古代ギリシャの都市国家アテナイと言われています。
当初民主主義は、王様や一部の権力者の人だけの政治ではなく、国民皆が参加することで、
「王族や権力者だけのため(選択肢A)→全員のため(選択肢B)」
という構図があり、AかBのどちらのためなのか、という非常にシンプルで、かつ、わかりやすいものでした。
しかし、今、王様は各国にはいたとしても民主主義を掲げている国の王様には、政治の決定権利は原則ありません。
そうなると何が起きるのか❓
国民の中で誰のためなのか❓」という奪い合いが起きてしまいます💦
また、その国民はもともとは権力が強い人が勝つという構図がありましたが、今は一人1票です。どれだけ権力が強くても1票。
つまり、権力が強い人が勝つのではなく、数が多い人達の意見が勝つのです。

しかし、本来民主主義は数の大小を想定しているわけではなく、しっかりと議論した上で政策を決めるものでしたが、今はこの部分が失われ、多数決で数が多い人たちが勝つという構図に固まってしまいました。
これについては

1.社会が複雑化しすぎ、議論が難しく、理解しづらくなってしまった
→例えば、貧困問題を解決するために、税金をばら撒こうにも原資はないし、仮に原資があったとしても、不公平感が出てくるため、そこには反対意見が多く出てくる。その場合、貧困な方々に教育を提供して、継続的に稼ぎ出せる力を身につけていっていただくのが重要だが、その教育を施せる人がいない。。。。など、何か1つを解決するためにはあれも、これもを考える必要があります。
だからこそ社会で課題だと感じることを、単一&直感の視点だけで見てはならないが、今の社会の1日分の情報量は、江戸時代の1年分で、平安時代の一生分と言われるように、多角的に見るためには、情報量が多すぎて、学ぶ時間が足りなすぎるということがあります。

また、今まではマイノリティが認められない社会でしたが、今は徐々に認められる社会になってきました。これは本当に素晴らしいことだと思います。
また、僕自身は全員が個別でオリジナルだからこそ全員がマイノリティだと思っています。ただ、政策を決める際に、その中の1つのマイノリティを優遇して良いのか❓というのは社会的に大きな課題だと思います。
今はLGBTQなど性についての話が注目を浴びていますが、例えば、トイレ問題について裁判が続いています。
どういったものかということを簡潔に説明すると、
「男性として生まれたが性転換はしていない心が女性の方(トランスジェンダー)が、女子トイレを使いたい。」と。
この方には誰でもトイレを使う権利があるのですが、その誰でもトイレを使いたくない。と。だって女性ですから。だから女子トイレを使いたい。
そうなると、今度は見た目が男性の方が女子トイレを使うことになります。
その女子トイレを使う女性の方は、男性の見た目の方に使って欲しくないという意見が少なからずあります。
心が女性のトランスジェンダーの方は女子トイレを使いたいが、生まれが女性の方はこのトランスジェンダーの方には女子トイレを使って欲しくない。
この問題は非常に難しく、裁判は次はついに最高裁判所で判断されることになります。

こういったマイノリティが性に関してだけではありません。他にも様々なものがあります。
これだけ難しいことが揃っていると、何を考えれば良いのか、何を基準に政治を選べば良いのかが分からなくなり、どう議論すれば良いかが非常に複雑になってしまいました。
結果、十分な議論を経ずに、多数決で選ばれる、もしくは国民が関与しないところで選ばれるという形になる傾向があります。(例えば最高裁判所で選ばれたものは国民が選択したと言えるのか❓)

僕は僕自身の考え方が非常にマイノリティでずっと苦しんできましたが、それでも僕の考え方を知って欲しいとは思いますが、世の中全員に僕と同じ考えを強制したいとは思いません💦
そんな中、こういった複雑化はどうしていけば良いのかは僕にできることはこういった問題があるんだと発信して一人でも多くの方に知ってもらうことかなと思います。

2.メディアやSNSを活用する人たちの意見が圧倒的に強く、相対的にそういったものを活用できていない人たちの意見は弱くなってしまった
(議論ではなく発信したもの勝ち)
→ここは僕が常日頃から納得がいかない部分です。
発信力が強い人と弱い人で、本当に1票は平等なのでしょうか❓
芸能人やアナウンサー、Youtuberや、メジャーブロガーの方の声が大きすぎてはいないでしょうか❓❓
本当に一人1票で平等にするのであれば、政治に対しての発信力も国民全員を揃えるべきなのでは、と思います。

3.選挙方法が時間に余裕のある人有利になっている
→最後に、コロナ禍においては少し状況が異なるかもしれませんが、もともと選挙は期日前投票があるにしても、その時期にその場所にいないと投票できないというところに課題があると思っています。
これは時間に余裕があり、出張などもない高齢者に有利に働き、民主主義が成立しないのではと感じています。
また障がい者の方にとっても今の選挙は投票しづらいと先日全盲の方から伺いました。

オンライン投票とリアル投票の両方を導入するなど、様々な投票方法が導入されることで、この不平等は解決されるのでは?と思っています。

こういった課題の解決は今すぐにできることではありません。しかし一人一人が考え、議論することで世の中がもっと自分たちにとって、自分たちのものに近づくと信じています。

僕の意見はただの一意見ですので、是非皆さんもご自身の中で考えられるのが良いと思っています😊
そして是非今週末は選挙に行きましょう❗️

P.S. この民主主義を疑え!は継続して書いていきます✌️
実際、様々な国で、今の民主主義に課題を感じ、例えば液体民主主義など様々な民主主義のテストが始まっています。
どういったトライがあるのか、何が問題でうまくいかなかったのかなど、今後も発信していきたいと思います🙇‍♀️

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