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読書しない読書会,はじめての神保町開催

3月17日に初めて「読書しない読書会」を神保町で開催しました。

神保町には数え切れないほどの本屋がありますが、事前の下見で企画に一番合っていると思ったのは三省堂書店 神保町本店さんでした。

これまでも何度も訪れている場所ですが、読書しない読書会の時間ということでワクワクとはじめてによる不安ありの気持ちでした。

三省堂書店さんは、これまで開催してきたブックファースト新宿さんやジュンク堂池袋本店さんに比べて決して売り場面積が広いというわけではありません。ただそこに並んでいる本が創り出す雰囲気や匂い、またお客様含めて本の街、神保町と言われる所以を感じました。

その中でも選書の広さ、深さが印象に残っています。

多くの書店は、新書を中心に出版1年以内のものが置かれている印象がありますが、三省堂書店 神保町本店さんは数年前どころかもっと過去の本もおいてあります。例えば、ある著者でもかなり前の作品まで並べていたりと、1つ切り口で、どんどん深くに入り込んでいける、そんなことを感じました。

それ故、私は2Fフロアが行き先だったのですが、一つ一つの棚で興味を惹かれたときには引き込まれてしまい、1時間で2Fフロアの半分も見ることができませんでした。

毎回、参加者に向けて、「本屋が変わることだけでも自身への気づきも変わります。」と話してきました。当然、時間が経つことによる自信の変化も加味されますが、本屋からうける提案、また選書や雰囲気の会う、合わないというのはあるもの。

例えば、平積みが中心の本屋と棚積み中心の本屋でも全く異なる体験となります。

普段は行くことのないジャンルにいき、興味のある本との出会いを楽しむ企画ですが、本屋との出会いを楽しむ、そんなことまで楽しんでもらえたらとより強く思う一日でした。

だからこそ、これからも都内に限らず開催場所は増やしていく予定です。

ぜひ、それぞれの本屋で普段行かないジャンルの中だけど、光り輝く、特別な本たちとの出会い、そんな出会いのエピソードを聞きに話に参加してもらえたら嬉しいです。

参加者の声


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