レディー・ガガ(Lady Gaga)の「THE CHROMATICA BALL」コンサートから学ぶ仕事術〜「本物」には敵わない〜
みなさん、こんにちは。三上結香です。
9月4日に8年ぶりとなるレディー・ガガ(Lady Gaga)のコンサートに所沢のベルーナドーム(西武ドーム)に行ってきました。
会場全体が揺れ動くほどの圧倒的な熱量
洋楽が大好きな私は、数ヶ月前に大学の先輩に誘っていただいてから、この日を心の底から楽しみにしていました。開場時間前に現地入りをして、しっかりグッズもゲット。本当は、全身ピンクの衣装で参加したかったのですが(笑)、高ぶる気持ちを抑えてパンツだけピンクにして、グッズのTシャツに着替えて参戦してきました。
18時30分開演。開演と同時に全員立ち上がり、声援。冒頭のイントロから引き込まれる世界観、そしてレディー・ガガ(Lady Gaga)登場。
今までも数々のライブ、コンサートに足を運んできましたが、今回のコンサートは桁違いなエネルギー量を感じました。熱気がすごい。あれだけの空気を作れるのがすごい。
レディー・ガガ(Lady Gaga)の表現に込められた想い
今回のテーマは「THE CHROMATICA BALL」ということで、これまでのレディー・ガガ(Lady Gaga)の軌跡がすべて詰まった世界観だということを下記の記事で読みました。レディー・ガガ(Lady Gaga)といえば、独特なコスチューム、ダンス、ポップな曲調、などが印象的ですが、それを選択している背景まで知らなかったのでこの記事を読んでより好きになりました。
世界観を徹底的に作り上げるには強烈な想いが必要だと感じています。妥協は一切許されません。僅かな綻びが、作り上げたすべてを壊すことに繋がりうるからです。これは、現在、ブランドを立ち上げているで私が感じていることの1つです。
レディー・ガガ(Lady Gaga)の世界観が確立されているのは、それほどまでに切望する想いがあるからなのだと感じました。だから、歌声が強い!語りかけるメッセージが強い!とにかく、心の真ん中までズシンとまっすぐに響くのです。
「本物」であるということ
さらに私は、今回のコンサートでレディー・ガガ(Lady Gaga)は「本物」だと感じました。私にとって「本物」がどういうことかというと、歌という本業で勝負をしている人であるということです。
ご存知の通り、レディー・ガガ(Lady Gaga)は女優として映画にも出ています。
2018年の『アリー/スター誕生』を初めて見た時の感動は今でも忘れられません。歌を通してつながる愛に触れて、号泣した映画です。レディー・ガガ(Lady Gaga)は、本作でアカデミー賞、ゴールデングローブ賞、英国アカデミー賞、全米映画俳優組合賞の主演女優賞にノミネートされたという実績も作られました。
最近では、『ハウス・オブ・グッチ』でも見事に適役な主演を務めていました。レディー・ガガ(Lady Gaga)の演技は、映画界からも高い評価を得ていると様々な記事で書かれているのを読みました。
このように、女優として活躍しているレディー・ガガ(Lady Gaga)を知っていたからこそ、正直彼女のコンサートはエンタメ要素が満載で、ありとあらゆるド派手な演出があるのかと思っていました。
しかし、いい意味で期待を裏切られました。
私が今回のコンサートで感じたことは、彼女が生業にしているのは歌であり、一心不乱に高みを追求し続けている真摯な姿勢です。女優ではなく、正真正銘の歌手だということでした。
一瞬たりとも隙のない完璧なパフォーマンス
レディー・ガガ(Lady Gaga)の約2時間半のライブは完成度の高さに圧倒されました。歌って、踊って、ピアノを弾いて、また歌って、飛び跳ねて、と、とんでもないパフォーマンスにも関わらず、息切れはもちろん、息継ぎの音すら聞こえることも一切なく、ピアノ含めて音が外れることも一切ありませんでした。
さらに、個人的に最も感動した点は、彼女は歌を通して、作り上げたい世界観を通してのみ、ファンとつながっていったことです。
正直、コンサートといえば、派手な演出やファンサービスがつきもので、歌を聞いたり音楽そのものを楽しんだり、世界観を味わうこと以上にそれが大事なのかと思っていました。
しかし、レディー・ガガ(Lady Gaga)は一切無駄な演出もなく(もちろん演出は素晴らしかったです)、必要以上のファンサービスもなく(愛情はたくさん感じました!)、ただひたすらに歌手として、己の世界観を表現することを通して、私たちとつながり、感動させてくれました。
それができるのは、生業で勝負をしている人だけだと思います。だから、「本物」だなと感じて私は心が震えました。
一番大事にしていることで勝負する
仕事をする中で、「お客様にもっと喜んでもらいたい」「いい仕事をしたい」「もっとよくなりたい」と思えば思うほど、つい、本筋ではない、枝葉にこだわってしまうことがよくあります。
一番メインの商材以外を充実させて他社と差別化しようとしたり、足元を固めないままPRやブランディングに力を入れたり、流行りのものがお客様から求められているものだと捉えて取捨選択することなく取り入れてしまったり。
「もっとこうした方がいいのではないか」と考える時、私自身、それは枝葉ではないか?最も大事なことから外れていないか?最も大事にしたいことを最大限活かすことに繋がっているのか?ということを特に気にしています。
今回のコンサートでレディー・ガガ(Lady Gaga)から学んだことは、歌が本業であれば、歌をとことん追求すること。そのことで真っ向勝負しているからこそ、お客様に期待以上の感動を提供できるのだということを体感しました。
まとめ
レディー・ガガ(Lady Gaga)の熱量に触れて、感動冷めやらぬままここまで書き殴ってしまいましたが、いかがでしたでしょうか?
本業は何か?
真に勝負すべきことは何なのか?
そのことに、全力か?想いは乗っているのか?
私も改めて、今やっていることをすべて見直して頭の中をシンプルに、大事なことのみに集中して精進し続けます。何年経っても、本業で高みを目指し続けて、挑戦し続けます。
そして、最後にただただファンとして伝えたいことは、レディー・ガガ(Lady Gaga)が好きな方も、そうでない方も、ぜひ一度は彼女の本気の熱量に触れて欲しいです!
ぜひ、インスタでライブの様子を随時アップしていくので、よろしければご覧ください。
いつも最後までお読みいただきありがとうございます。