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Today is very good day to die.

ネイティブアメリカンの死生観を綴ったナンシー・ウッドの詩。
六甲縦走キャノンボール第23回大会のTシャツに刻まれるメッセージがまさにこの詩のタイトル。

「死」という単語が強調されているけれど、決してそうではなく、「生」がテーマなんだと感じさせられる。

与えられた命をどう生きるか。
与えられた今日という日に感謝して生きているか。
そんなことを問われているような。

先々のことを考えすぎて不安にさいなまれたり、足りないことへの不満を募らせたり。
そんな日々を過ごしているとしたら、Today is very good day to die.とは思いもしないし、言うこともできないだろう。

与えられている今日この時に感謝をし、自分にできることをコツコツと積み上げていく。
大いなる自然に生かされていることを忘れることなく。
そうして重ねた日々の先にこそ、Today is very good day to die.と思える境地が開けてくるのではないだろうか。

そんなことを思いながらこの秋も自然の中を駆け巡りたい。


Today is very good day to die.
Every living thing is in harmony with me.
Every voice sings a chorus with me.
All beauty has come to rest in my eyes.
All bad thoughts have departed from me.
Today is a very good day to die.
My land is peaceful around me.
My fields have been turned for the last time.
My house is filled with laughter.
My children have come home.
Yes, today is a very good day to die.

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