距離感が大事という話
仕事で自分自身が子どもや同僚達と付き合う中で、
また、同僚達の、子どもや仕事の仲間との付き合い方を見たりする中で、
周りの人との関係性の取り方が、
「この人は『上手い』な」
と、思わせる人と、
「この人は『難あり』」
と思わせる人がいるな、と感じます
いわゆる『職場の人間関係』が上手く、どの職員ともいい関係を築ける人は、子どもとの関係もとても良いです
反対に、『職場の人間関係』において、ちょっと配慮が必要だな…という職員は、子どもといまひとつ踏み込んだ関係になり切れない人が多いです
まれに、『職場の人間関係』は要注意でも、子どもに対しては完全に『支援者としての仮面』を被り切り、素晴らしい関係を築ける人もいます笑
そんなバラエティに富んだ仕事仲間達をみていて、結局何がその『上手さ』に差をつけるかというと、『人との距離感の取り方』なのではないかなぁと感じています
子どもにも大人にも、踏み込んでほしい領域と、そうではない領域があり、
また、心を開くまでにかかる時間も違います
自分の感覚、自分の思いだけで、その距離感を詰めていったり離れて行ったりすると、相手との心にギャップが生じます
相手が今どのラインを求めているのか、それを見極め、程よい力で距離感を詰めていける人が、『上手い』と、付き合いやすさを感じさせます
あとは私は個人的に、『職場の人とはここまでの付き合い』という線引きを明確にしています
どれだけ仲が良くても、同僚と『友達』にはならない
友達になってしまうと、結局仕事はやりにくくなります。痛いところをつけなくなってしまうからです
指摘も含めて、『なんでも言い合える良い関係』が1番いい目指すべき距離感だと思っています
子どもに対しても線引きは明確です
どれだけ大切に思っていても、私が親になって育ててあげることは、できないのです
だから、『職員としての最大限』の近さ が、1番目指すべき距離感だと思っています
でも、それを冷たいと、寂しいと子どもに思わせてしまったらだめです
そう感じさせないように、日々の会話や受容、ケアには全力を尽くします
職員として、できる最大限を尽くします
そんなことを考えながら、育休復帰後、少しずつ仕事脳に戻って行くのを感じています(笑)
そんな私ですが、家に帰ると我が子達をゼロ距離でデロンデロンに愛でています
今は2人ともちっちゃいから、こうしてゼロ距離を受け入れ合えるけど、子ども達が成長したら、きちんとある程度の距離を取って、尊重し合わないといけなくなりますね…
仕事が始まって忙しいけれど、子ども達との限られたゼロ距離期間を、精一杯大事にしないともったいないな!!!と思います