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正しさが、いつも正しいとは限らない?
昔、旦那にすごく怒ってしまったことがあります
なぜ怒ったか、内容は全く覚えてないんですけど、その時に話を聞いてもらった同期の子のセリフで忘れられないものがあります
「○○ちゃん(私)の言ってることはすごく正しいんだけど、正しすぎてぐうの音も出ないんだよな」
「旦那さんも、だから素直に謝れなくて、反発しちゃうのかも?」
その時それを聞いて、全っ然納得できなかったのをよく覚えてます(笑)
「いや、やっぱり私が正しいんやん!正しいことを訴えて何が悪い?」
と。
もともと、曲がったことが嫌いで、堅くて真面目な性格の私
私はその時の旦那の行動にすごく怒っていたし、一般的にみても、旦那の行動は『オイオイ…』という感じ、私の意見は『正しい』のを、よくわかっていました
そして『正義は勝つ』べきだと思っていました
それでも同期は
「いやいや〜キツすぎるって〜」と私をたしなめた
最近、その意味が少しだけわかるようになった気がします
いや、今でも基本は、正しさこそが勝つべきで、間違ったことをしたら正すべし!!!という思いは変わりません
ただ、人間関係、特に夫婦間では、『正しいかどうか』はあまり意味を持たず、『納得する』とか『腹を割って』とか、『相手を理解する』といったことの方が、ずっと重要であるということがわかってきたのです
まあ、理想論では、ですが笑
夫婦喧嘩において、自分が悪くないと相手も含めてみんながわかっているのに、上記のように思えるかというと、なかなかに難しい。
「旦那、全身全霊であやまれ?怒」
となってしまいがち、ハハハ
それはさておき、『正しいかどうかよりも、重要なことがある』ということを教えてくれたのは、4歳の息子です
子どもというのは、自分を律する力がまだまだ未熟です
「ダメだとはわかっていても、イライラしたら、おもちゃに当っちゃう…」
「ママが怒るのはわかってるけど、おやつがほしくてつい、ママに『ばか』って言っちゃった…」
ここでその行動がいかにいけないことかをこんこんと説教することは簡単です
でも、親が深呼吸して、子どもの気づきを待ち、子どもに考えさせること
「息子ちゃんは、おやつが食べたかったんだね。気持ちはわかるよ」
気持ちを受け止めること
その方がよっぽど子どもは素直に自分の非について考え、謝ってくれます
「ママ、バカって言ってごめんね」
「いいのよ、ちゃんと謝れて偉いね
次おやつが欲しくなったときはどう行動しようか?」
きっと、同期の子が私に言いたかったのも、こういうことなんだろうな、と思ったのです
あの時、なぜ旦那が、あの行動を取ったのか、その背景に寄り添ってみること、
その行動を取った時、旦那がどういう気持ちだったのか、ちょっとだけ想像してみること
そしてそれを
旦那にちゃんと伝えること
その方が2人にとって意味のあることだと、冷静な立場から客観的にみてアドバイスをくれていたんだなと
しかし本当に、書いてて思う
わかるけどさ〜難しいわ
子どもにはこうやって暖かく寄り添えるのになぁ…
まだまだ若輩者です
まだ夫婦6年生
これからのお互いの成長に期待
何かあったらまた話聞いてね、同期!