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#noteのつづけ方 (予想外にロマンチックな日記)

地方に来て、普段と違うサイクルの生活をしていると、日記を忘れそうになる。今日は展覧会の前日準備の日で、一日中歩きっぱなしだった。歩いたりしゃがんだりで、脚が棒になってしまった。明日から展覧会が始まると思うと、身体が保つか不安になってくる。今日はとりあえず風呂に入ろう。無理な勉強は控えようと思う。



#noteのつづけ方  というタグが募集されていたそうで(もう終わったようですが)、参考にはならないかもしれないか、私の場合について少しだけ話してみたくなった。

私がnoteを書き始めたきっかけは、池内晶子さんというアーティストの展覧会だった。その個展ではメインのインスタレーション作品の他に、池内さんが毎日描いているというドローイングが展示されていた。それはハガキ大の画用紙に水彩絵具で描かれた、落書きのような図形と色の組み合わせだった。作家は毎日ドローイングを書くことで、創造のアイデアを膨らませるようだった。

それを見た私は、「ドローイングは無理でも、文章でなら続けられるかも」と、noteを動かし始めたのだった。



正直、いまの私がnoteを続けているのは、義務感と惰性という面も大きい。生活も忙しくなれば、初期の創造的のモチベーションは徐々に失われていく。仕方のないことだ。それでもたまに、自分でも驚くような言葉が自分から出でくることがある。そんな瞬間には、とても幸せな気持ちになる。

毎日日記を書き続けることは、じっと釣り糸を垂らし続けるようなものだ。新しい一面の自分が、餌に食いついてくるのをじっと待つ。目的は毎日続けることで構わない。私は、私の中にまだデカい魚が泳いでいると信じている。

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