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2023

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2023年9月の記事一覧

解決か逃げ切るか(エッセイ)

解決か逃げ切るか(エッセイ)

9時起床、すぐに心療内科へ。職場のことを相談すると、「解決」か「逃げ切る」しかないという。そんなものか。すぐに帰宅して二度寝。起きたら13時すぎになっていた。

メルカリで売った本に入れ忘れが発覚する。注文者に連絡を取って、レターパックで送り直す。利益はほとんどなく、低評価がつけばむしろマイナスだ。落ち込んだときは何をやってもうまくいかない。

小説を途中まで書いて、疲れてやめてしまった。先に進め

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ラーメンたべたい(エッセイ)

ラーメンたべたい(エッセイ)

歌の「ラーメンたべたい」とは、つまり何も考えたくないということだ。とても暗い気持ち。何を見ても楽しくない。日記をか書けばいまの状況や心境が整理できるのかもしれないが、それすらしたくない。世の大人はみな、こんな捩れた気持ちで働いているのだろうか。

今日は暗い日記です。ごめんなさい。

美術館(エッセイ)

美術館(エッセイ)

今日こそ美術館行く?と訊くと彼女に怠そうな顔をされて、いまはトイレに行くのも面倒くさいと言われた。じゃあ今日はどう過ごそうかと考えながら、彼女の膀胱辺りを押したりして戯れていたら、彼女がやっと重い腰を上げ、トイレから戻ってきたら開口一番、やっぱり美術館行きましょう!と宣言した。

東京都近代美術館は木場公園を抜けたあたりにあり、晴天の中を15分ほど歩いて、到着した頃には少し汗ばんでいた。ホックニー

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習得すること(エッセイ)

習得すること(エッセイ)

駅で待ち合わせて、階段でホームに登っている最中に彼女が疲れ切っていることに気づき、予定していた美術館はお預け。彼女はコメダでハンバーガーを爆食いして、元気を取り戻したので2時間ほど北へ散歩へ。住宅街は街ごとに表情があって吉祥寺や西荻窪よりも中野のほうがいい。

一周回って阿佐ヶ谷に戻る。今日は彼女の食欲は収まらないよう。パールセンターの中華屋でレバニラと青椒肉絲をテイクアウトして、帰って一緒に食べ

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焼魚定食(エッセイ)

焼魚定食(エッセイ)

ホームページ制作終了(仮)。とりあえずは完成ということで。

まるまる一週間かかって、やっと完成まで漕ぎ着ける。はじめはダサいだのわかりづらいだの言われたい放題だったが、なんとか踏ん張って終わらせた。これからはコンテンツを充実させて、ゆっくりと育ててゆくフェーズ。

仕事終わり、同僚に夕飯に行こうと誘われ、水道橋の定食屋へ。アジア系の店員のオペレーションが悪い。季節の焼き魚の定食とビール。

私に

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電脳のボウズ(エッセイ)

電脳のボウズ(エッセイ)

ホームページ作りが佳境。ステイトメントと事業内容を作る。(事業内容はダサいから後日やり直し)。問い合わせフォームを微調整し、Googleのセキュリティサービスを導入。あとはフッダーとトップページを作り、モバイル用に構成を調整すれば8割方は完成。とりあえず上司に見せられる。

急拵えにしてはそこそこの出来か。デザインの完成度を目指すなら、これ以上はテーマに課金するしかないか。最低限の機能は備えている

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ホームページのつづき(エッセイ)

ホームページのつづき(エッセイ)

早起きをしてドメインを取得、二度寝して会社を遅刻。やることもないから居る意味もない。

新しい会社のホームページ制作を進めている。他社のサイトを真似しながら、簡易でもオシャレなページを目指している。どの会社も洗練されていて、比較しているうちに惨めになる。

コードもデザインもできない、素人の付け焼き刃では到底敵わないとはわかっているが、それでも「それなり」を目指してみる。自分だけが見るデモサイト作

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三連休(エッセイ)

三連休(エッセイ)

土曜日、武蔵小金井駅での待ち合わせに彼女が2時間近く遅れてきた。家を出るのが遅れて、電車が架線トラブルに巻き込まれて更に遅くなったそうだった。ガスミュージアムの展示を見て、無印で栗御飯を買って帰った。

日曜日、新しい会社のホームページを作るためにガストに行ったところ、パソコンがアップデートをはじめてしまった。代わりに退屈な作業を処理。夜に彼女と合流して餃子を作る。VIVANTの最終回を観る。

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バーベキュー(エッセイ)

バーベキュー(エッセイ)

玄関を開けるとまだ小雨が降っていた。頭の芯が重く、肩が凝っていた。

西荻窪から錦糸町で乗り換えて千葉に着くまで、1時間半くらいだった。待ち合わせの13時より20分ほど早く着いて、駅で時間を潰していると遅刻のLINEが来ていた。結局40分ほど待たされて、後輩と合流した。

台風が過ぎたあとのバーベキューは思いの外暑くて、ビールを飲んでも全然涼しくならなかった。タレが一種類しかなく、単調な味の肉の脂

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台風(エッセイ)

台風(エッセイ)

昨日のゲスト講師の本谷有希子先生は、嗅覚だけで小説を書いているような人だった。「物語」の呪縛から逃れるように文字を書きまくる話がとても面白かった。

質疑応答で、自分の嫌な人物をどうすれば書けるかという質問に、嫌いな部分を増幅させてキャラクターを造形していく、と答えていた。話を聞いているうちに、自分にも書けるような気がしてくるのが不思議だった。

翌日の今日は台風で、朝から大雨だった。どうしてこん

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マニュアルづくり(エッセイ)

マニュアルづくり(エッセイ)

今日は11:00から不必要な外出をいれておいたので、いつもよりだいぶ遅く起きた。朝マックでマフィンを食べているうちに急ぐのが面倒になり、現地に着いたのは11:10だった。会場に客はおらず、何をするでもなくさっさと帰った。帰り道にハヤシライスを買った。

午後は珍しく書類作成だった。新しい会社で使う、SNS営業のための資料だった。新たに合流する中国人の同僚へのものだったが、ゆくゆくは将来入社してくる

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また面接(エッセイ)

また面接(エッセイ)

13時から採用面接をやってきてと頼まれて、昼休みに本社に行くと17時からだった。わざわざ暑い中を歩いたのに、と不信感が湧く。社内では誰もが責任を回避していて、面倒くさい仕事がたらい回しになる。そうして採用面接なんて大役が末端の私に降りてくる。そんな会社あるだろうか。

今日も昨日に引き続きモチベーションが底を尽きていて、今日は次の会社の調べ事をして過ごした。ここまで仕事をサボって過ごすのは入社以来

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後悔(エッセイ)

後悔(エッセイ)

退職の予定が決まっている中で働くというのは、精神的に堪えるものがある。私の場合は営業職なので、契約が手当に結び付かないまま、利益を会社に奪われる形になる。

あとは野となれ山となれ!と、いい加減な契約を結ぶこともできなくはないが、そんなことをしているとモチベーションは尚更下がる。契約を獲っても虚しいし、結果を出さずにいても気分は沈む。

時間に対して貧乏性なので、何もしない時間を過ごすと大きな後悔

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小説を書いた(エッセイ)

小説を書いた(エッセイ)

久しぶりの日記。昨日までは「ことばの学校」の課題で小説を書いていた。昨日のうちに課題を提出し、今日はどうしようかと思っているうちに夜が更けて、急いで日記をつけている。新しい小説を書きたい気もするし、面倒くさい気もする。

初めて小説を書いてみて気づいたことは、自分には書きたいことが本当にないということだった。それは生きたいという意欲が湧かないことと同じ意味合いだった。どうすれば生きるモチベーション

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