チュートリアルで言われたこと,覚えてますか?

『「電車でGO!!」は到着時刻に合わせて停止位置に正確に止めるゲームです。』

1.電車でGO!!は「ゲーム」である

鉄道博物館や鉄道会社の訓練施設にある「運転シュミレーター」は,なるべく現実に近い状況を再現して前者に設置される場合にはそれを体験したり,後者では対応力を高める訓練を行うために使用します.一方で「電車でGO!!」は「ゲーム」です.ゲームとは定められた制約条件のもとにおいてクリアやプレイヤー各自の目標を達成して楽しむ目的で行われます.

無論,ゲームである電車でGO!!をシュミレーターのようにして使うこともできます.例えば,警笛を頻発しないよう「警笛サービス」「鉄橋への警笛」を行わないようにしたり,到着時刻が30秒遅れても気にすることなく高段のブレーキを使用しないで込め直しをせずに乗り心地を確保するようにしたりといったことです.それで例えクリアできなかったとしても本人が楽しめて満足できるのであれば,そういったプレイスタイルは否定されるべきではありません.

問題は「列車の操縦はこうあるべきであるから,貴様の運転はダメだ.こうしたほうがいい.」と他人のプレイを否定し自分の考えを強要することです.自分で「この人はここが惜しいから,自分がやるときはここをこう工夫しよう」と思う分にはいいわけですが….

ある程度列車運転シュミレーションゲームやシュミレーターを経験されている方はまず「こうあるべき」という思い込みを取り去った方が楽に運転できるのではないかと思います.

2.「停止位置」に止める

極端な話,許容誤差内に停めれば(「止」より「停」が適切と思われるのでこう表記します)途中は何をやっても許されるわけです.時間切れ(左画面左上に表示されている持ち時間をオーバーすること)以外での「乗務終了」を目指すには込め直しをしてはならないとか,速度計指差喚呼をしなければならないということはありません.停止位置5m以内かそれより過ぎたところに停めればとりあえずゲームは進行します.

3.「到着時刻」に合わせる

これは正直私はあまり気にしてません.制約に合わせて止まればだいたい合うようになっているので,逆に他のところをきちんとやると結果的についてくるものだと考えています.

もちろん,ハイスコアを狙う上では0秒定着が基本になるとは思いますが旧作のように「持ち時間が減ってゲームオーバー」というようなことはありませんので少なくとも最初のうちは優先度は低いです.

以上です.今日もご安全に.

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