脱肉生活。ペスカタリアン5か月経過して

脱肉生活を夫婦で始めた2020年10月から5か月が経過。
肉は食べず、魚、卵、乳製品は食べるペスカタリアン(pescetarian)

5か月もすればすっかり習慣化。なんにも苦ではない。
なんで脱肉始めたん?と言われることもあるので自分なりに整理しておこうと思う。

<ペスカタリアンを始めた理由 3つ>
①発がん性物質を摂らないようにしたい

これまで勉強してきた知識や以下に示された通りの理由から。
国立がん研究センター「赤肉・加工肉のがんリスクについて」

②ひどい環境で育てられた動物を減らしたい
まるで約束のネバーランドのみたいな。

③環境に配慮した生活を目指したい
畜産牛のげっぷからでる温室効果ガスが車の排気並みで地球温暖化につながるという話から。

あとは元々サステナブル、SDGsに興味あり、
中田あっちゃんのヴィーガンの動画をみたのもきっかけ。

34年食べ続けたお肉をやめた。もちろんいろんな変化があった。
基本的に前向きな変化ばかり。

<変化 身体>・軽くなった。始めて1週間で体重1kg減、体脂肪率1%減。
私の場合、産後8か月の授乳中だったのであまり参考になるかは不明。
でも授乳中でも特に赤ちゃんへの影響はなさそう?
成長曲線の平均以上の身長体重で病気もなく、とても元気。
ただ、赤ちゃんの10ヶ月検診で、
母親のわたしがお肉を食べていない、離乳食にお肉を使っていないことを伝えると、レトルトでいいから赤ちゃんにはお肉あげてください、鉄分不足になるから、と言われた。
失礼ながら、あまりそういうところの保健師さんを信用していない(母乳終わったら牛乳飲ませて、とかいうから信用できないのです。すみません)ので、ここは要確認。
レトルトに頼ることは月1度くらいあったので、その時はお肉入りのものを与えた。
・肌質悪化特になし。脱肉すると肌が乾燥する、とかいう人もいるみたいだけれど、わたしはオメガ3やEVオリーブオイルなど良質なアブラを毎日必ず摂っているからか、特に肌質悪化はなかった。
・おならやうんちが臭くない。主人は特に、おならが臭くなくなった。

<変化 心>・まったく苦でない。びっくり。始める前は、魚料理毎日できるかな、という不安が大きかったけれど全然問題なし。
・罪悪感の減少。我が家からお肉が消え、
「苦しんで殺される動物が少しでも減ることに繋がっていれば」という少し動物に寄り添えた気持ちになっている。ただの、ほんとに自己満足だけど。
・いただきます、がより強く。
魚や卵、乳製品はいただくので、子どもも含め「いただきます」はより気持ちがこもる。
お野菜はスーパーでも買うが、実家で育ったお野菜もたくさんいただくので生産者への感謝の気持ちはとても大きい。
2人のこどもがいて、彼女らが今後生きていく未来のためになることならやりたい、という気持ちがより大きく。

<デメリット>・食費UP 魚メインなので食費は少し上がったのでは?しっかりは比較してないけど感覚的に。
・産地NGで諦める。元々産地などは気にしている方で、魚は食べたいお刺身などがあっても産地NGであきらめることが多い。
・外食しづらい 外食時の店やメニューの選択肢が狭い。田舎だから余計そうかも。でもコロナ禍で外食はほぼしていないし、デリバリーも全くせず自炊していたのでそんなに困らなかったかな。宅配食が進む中、自炊頑張ったわたし、えらいぞw
・【要確認】鉄分不足かも かも?の話。これは血液検査していないからわからない。症状としては特に変化なしだけど、元々貧血体質低血圧なので他の食材で気を付けるようにしている。

<メリット>・時短 スーパーやコープのお肉コーナーを見なくていい。これめっちゃ時短。
・魚料理のレパートリーが増える。元々料理は好き(得意とは別)だけど魚料理はレパートリーというほどなかったけど、魚料理も引き出し増えてきた。
・キャンプでもいける。キャンプ一家の我が家。キャンプといえばお肉焼く。。と思いがちだけど、魚焼いたり、ピザの具をシーフードにしたり、アヒージョにしたり、海鮮鍋にしたり。全然問題なし。お肉好きな友人と一緒ならその人はその人でお肉焼けばいいだけ。

・・・
たまごかけごはんは大好きで、卵は魔法のように料理を美味しくしてくれるし、困ったときの救世主なので今後も食べたい。なのでヴィーガンにはなれない。

お肉を自分で選ばずとも、出されたものは勿体ないのでいただく。
もし食べたくなったら苦しまず育った良いお肉をいただく。
家族はチーズが好きだけれど、わたしはなくてもいける派なので乳製品もなしにしようかなとも思っている。

たぶん一生この生活でいける。ストレスがないから。
ストレスがないことが一番心も身体も健康だと思う。
ストレスのないよう自分で取捨選択し、わたしはこどものために明るい未来を作っていきたいという思いからペスカタリアンをはじめ、今後も続けます。

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