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【旅日記】京都祇園祭・山鉾巡行(24/07/17)

いよいよ祇園祭のハイライト、山鉾巡行の日となりました。
祭の混雑の勝手がわからないので、あらかじめ有料観覧席のチケットを購入してありましたが、当然のことながら屋外の席ですので暑さ対策が必要です。帽子、日焼け止めはもちろんのこと、首から背中にはSONY REON POCKET、首からぶら下げるネックファン、冷却シートを用意しました。もちろん飲み物も必需品で、冷やしたお茶に加えて会場近くのコンビニで凍らせた麦茶を購入しました。

巡行は四条通から河原町通を通って御池通りに入りますが、有料観覧席は御池通の左右(南北)の道路脇に、パイプ椅子を並べる形で設置されます。
現地に行ってわかったことは、御池通って街路樹がすごく豊かなんですね。街路樹の下の木陰が直射日光にさらされなくて一番の特等席だということがわかりました。こればかりは現地に行ってみないとわからない。
ともあれ、指定された座席は前から二列目なので鑑賞するにはいい場所では
あります。

山鉾巡行の有料観覧席

御池通りに入るのは10時20分頃という案内でした。現地には10時前には到着して受付は済ませましたが、あえて炎天下に座っていることもないので木陰などで過ごしてましたが、そのうちに曇ってきたので着席。
受付時に凍らせたアクエリアスが提供され、また座席には各山鉾の解説をしたパンフと共に、冷感タオルと手拭いなどが置いてありました。このパンフ葵祭のときもそうでしたが、よくできていて他のパンフを買う必要がないという感じです。

今日の観覧場所は富小路通近く。10時半近くになると、そろそろかと皆そわそわし始めます。そして、しばらく待っていると、最初の長刀鉾がやってきました。いよいよ始まり、と思ったら目の前で止まってしまいました。しばらく動きません。15分くらいは止まっていたのでしょうか。ようやく動いて次の鉾がやってきましたが、この後も断続的に動いたり止まったりを繰り返して、なんか間のびした感じになってきました。

長刀鉾

案内では約1時間で全ての鉾が通過するという予定と聞いていましたが、いつになったら終わるのかわからない感じになってきました。
あとで知ったのですが、山鉾のひとつ、鶏鉾の車輪が壊れて動けなくなり、引き返すということが起きていたようですね。このため、他の鉾が鶏鉾を避けて進んだりということも含めて全体の列が遅れてしまったようです。これはやむを得ないところです。

始まる前に曇ってきたと書きましたが、途中でやはり晴れてきました。さすが7月、晴れてくると半端ない日差しと暑さです。
特に私も含めて皆さんスマートフォンで撮影されたりしているんですが、日差しの中撮影していると、強い日差しを受け続けたスマホはあっという間に温度が上昇し、カメラ機能をはじめ様々な機能が使えなくなったりします。そのため、スマホほ使うのをやめてカバンにしまうしかなかったです。
私はミラーレスの一眼レフも持っていましたので、撮影はそちら主体に切り替えました。最近はミラーレスは持っていてもあまり使わないんですけど、今日ばかりは助かりました。
時々思うんですが、カメラ専用機って、結構過酷な環境に強いんですよね。日差しだけでなく低温のときも。普通にポートレート的な写真を撮っている時には気づかない専用機の良さだと思います。

そんなわけで、鉾のほとんどの写真は後日PCに取り込むので、今日はスマホで撮った分から貼り付けておきます。

函谷鉾
蟷螂山

結局最後の船鉾が通過したのは13時頃。今日は巡行通過に2時間半かかりました。きっと道路封鎖をしている京都府警の皆さんは気が気でなかったでしょう。通過し終えるまで、そして鉾が元の町内に戻るまで道路封鎖は解けないですからね。

観覧し終わったあと、昼食を食べ、熱った体を冷やそうとかき氷を食べてからホテルに戻りましたが、疲労は半端なかったようでそのまま2時間ほど爆睡してしまいました。今日も宿泊することにしておいて本当によかったです。

宇治金時

とはいえ、山鉾巡行ですが、有料観覧席での見学は、一度きりで十分でしょう。次回は、ぜひ交差点での辻回しや狭い新道通りを通る姿を見てみたいと思います。








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