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No.5【保育所保育指針】0歳から6歳を育てるとき④

のべ2000組の親子とかかわった元能力開発系幼児教室インストラクターで現役保育士のかわちゃんです。
読んでくださってありがとう。

保育所って0歳から6歳の子どもたちがいる。
子育てがスタートした最初の6年間。
本当に大切な6年間。

前回No.4では…

平成30年(2018年)に適用された新保育所保育指針の改定の方向性を見ています。
まずは乳児・1歳以上3歳未満児の保育に関する記載が充実されたっていう話でした。

改定の方向性

(1)乳児・1歳以上3歳未満児の保育に関する記載の充実
(2)保育所保育における幼児教育の積極的な位置づけ
(3)子どもの育ちをめぐる環境の変化を踏まえた
   健康及び安全の記載の見直し
(4)保護者・家庭及び地域と連携した子育て支援の必要性
(5)職員の資質・専門性の向上

保育指針解説

(2)保育所保育における幼児教育の積極的な位置づけ

ここ!ここ、かなり大事なところです!(全部大事よ)

幼児教育の積極的な位置づけって
どういうこと?
これまでは幼稚園は教育機関、保育所は福祉施設という位置づけだったんです。今回の改定で総則の中で保育所は幼児教育の場でもあるってはっきり書かれています。
「幼保連携型認定こども園」や「幼稚園」と共に、幼児教育の 一翼を担う施設として、教育に関わる側面のねらい及び内容に関して、 幼保連携型認定こども園教育・保育要領及び幼稚園教育要領との更なる 整合性を図っているんです。
整合性って?つまり、使う用語が若干違いはするんですが、記載されている内容は同じ。どこの施設に通っていても同じような質の教育を受けられることを目指すようにと。
ここで気を付けたいのは「教育」とは何?保育指針で言う、幼稚園教育要領でいう「教育」とは?
ああ、まだまだ本編にはいってないってのに、すごいことが書いてあるわ。斜めに読めないよ~。

そして。ここはどうやっても外せない。

幼児教育において育みたい子どもたちの資質・能力として、「知識及び技能の基礎」「思考力、判断力、表現力等の基礎」「学びに向かう力、人間性等」を示した。そして、これらの資質・能力が、第2章に 示す健康・人間関係・環境・言葉・表現の各領域におけるねらい及び内 容に基づいて展開される保育活動全体を通じて育まれていった時、幼児期の終わり頃には具体的にどのような姿として現れるかを、「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」として明確化した。

保育所保育指針解説p.5

ここは、後で詳しーーーーく読んでいきます。
明確化されたんだけど、なぜ明確化されたんだろう…って思いませんか?(1)も(2)も。あえて詳しく書いたと言ってる。なんで?じゃあ、今まではどうしてたん?明確化しないといけなかったなはなぜ?

保育所でも幼稚園でも、同じ「教育」を行うことで育みたい資質・能力「知識及び技能の基礎」
「思考力、判断力、表現力等の基礎」
「学びに向かう力、人間性等」
育みたい資質と能力!
育みたい資質・能力!!
育みたい資質・能力!!!(大事なので3回言ってみた)
それを育んでいったら、小学校入学前に具体的にどのような姿として現れるかを、「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」として明確化
また明確化だって。

3つの施設を同じ指針や要領にしたので、より具体を示さないといけなかった?
まあ、ほかにも理由はあるでしょうが…

で。

保育に当たっては、これらを考慮しながら、子どもの実態に即して計 画を作成し、実践することが求められる。さらに、計画とそれに基づく 実践を振り返って評価し、その結果を踏まえた改善を次の計画へ反映さ せていくことが、保育の質をより高めていく上で重要である。 こうしたことを踏まえ、保育の計画の作成と評価及び評価を踏まえた 改善等についても、記載内容を充実させた。

PDCAだ。

はい。今回はここまで。
ちょっとはぎれがわるいかな?
ここはとにかく本編にはいったらしっかり読むので大事だよっていうことが伝わってほしい。

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保育所保育指針や保育所保育指針解説はこども家庭庁HPからだれでも見ることができます。

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012歳のこどもを持つママ、パパ、012歳の担任をしている保育士さん。
読んでみて。こどもが012歳の時に何をしなくてはいけないか、書いてます。

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