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【持ち物リスト】足の怪我での手術・入院が決まったら

先日、右膝の脛骨高原骨折(脛の骨のてっぺんの骨折)で骨を固定していたボルトを抜いた。抜釘手術という。
手術自体は長時間ではなく、当日入院当日手術の私は二泊三日で退院。それほど大掛かりではないが(とはいえ痛いし上手く歩けないけど)、何より面倒なのが入院準備である。足りないものがあると嫌だし、とはいえ大荷物は邪魔だし必要なものがぱっと出せない。

ということで、今回の入院持ち物をリストにした。テーマはズバリ、「足の怪我で手術するときの持ち物リスト」。自分で歩けない床付近の物は拾えない、持ち物は極限まで軽くすべし、が前提条件にあるので、ご参考に。

〈持ち物リスト〉

必須:病院から言われているもの

当たり前のように忘れてしまっては困るもの。
病院によっては、”お箸セット”、”歯磨きコップと歯ブラシ”なども含まれる。お薬手帳も忘れずに。飲み合わせが悪くて副作用が起きたなんて、悪い冗談である。


必須:着替え

パジャマはレンタルがあるから、長期入院の方はそちらが楽で良いと思う。一方で今回の抜釘手術のような二泊三日は、自前が楽。
その際最も重要なのが、”手術部位を圧迫しないこと”、処置などで”傷口がすぐ見れること”。なのでうまく捲くりあげられないズボンなどは絶対NG。腫れるので、細身も止めたほうがいい。
オススメは、ユニクロのリラコ。やわらかい素材が寝やすくて良い。エアリズムリラコ、さらさらで良いよ。


必須:タオル

タオルもレンタルがある場合が多いので、こちらも状況にあわせて。持っていくならば、バスタオル、フェイスタオル、大きめのタオルハンカチ、の3種類は揃えておくべき。
バスタオル:ひざ掛けなどちょっと掛け物が欲しいとき
フェイスタオル:氷枕のカバーをしたり(手術後はまあまあ熱が出る)、歩けるようになってから顔を洗ったり
大きめのタオルハンカチ:トイレや歯磨き後の顔拭きに

必須:ティッシュ

ティッシュ?と思われるかもしれないが、病院はホテルではないので備え付けのティッシュはない(私が入院したところはそうだった)。なので持参。
使う量が分からないので箱をオススメするが紙箱がかさばるので、私はこれ。

実は元より部屋に置いてあるティッシュもこの箱なしタイプ。こんなかんじの好みのティッシュケースに入れている。

紙箱がないだけでゴミと手間が一気に減るので、入院せずとも本当にオススメしたい。


必須:延長コードと充電器

ベッド横のコンセントから充電器を引っ張っても距離が足りないことが多い。更にベッドを起こすとどんどんコンセントから遠ざかってしまう。現代人には忘れたら即死では、と思うアイテム。2mあれば十分。プラグが動くタイプでないと、狭い病室の場合少し厳しい。


必須:モバイルバッテリー

延長コードと充電器があれば生きていけるけれど、具合が悪くて全く動けない、または充電器側を向いて横になるのが辛い、というケースがある。点滴の影響だったり、折れた足が痛くてそっち側に向けない、だったり。
入院してからでないと分からないのが不安なのだけれど、そんなときにモバイルバッテリーがあれば役に立つ。モバイルバッテリーの充電がなくなったら、看護師さんにお願いしてコンセントに繋いでもらう。
容量は最低10,000mAhがオススメ。贅沢をいえば、急速充電(Power Delivery)対応が良い(安いのは充電に時間がかかって、その分使用している自分に負荷がかかる。元気なら良いが術後の痛みとセットではかなり辛い)。使い勝手の良いサイズは下記。

急速充電(PD)対応

急速充電非対応

すごく分かりにくいがPDの有無で判断していただければ。


必須:靴

私が入院していた病院では、”かかとのない靴(スリッパ)やゴムサンダル(クロックスのようなもの)は転倒の危険があるので禁止”だった。
普段使いのスニーカーでも良いが、「看護師さんなど他人に履かせてもらう」「手術後の腫れた足でも履ける」「歩行リハビリのためにも、しっかり踵を固定して歩ける」「痛い足でも動かすのに苦痛にならない」靴が良い。それがこちら、いわゆる介護靴。

サイズ:22.5-24.5

サイズ:24.5-27.0

やわらかい素材、着脱しやすいマジックテープ、そして何より軽さ。これを重視して選んでくださればと思う。足が痛いときに重い靴はかなりの負荷になるので、普段履きの靴は正直オススメしない。


必要に応じて:折り畳み杖

骨折していた頃、過労で身体を痛めた際に使用していた折り畳み杖。
今回抜釘手術後の腫れた足では上手く歩けなかったため、補助として使用した。松葉杖よりかさばらないし、返却の手間もないので便利。
また、私自身が所謂若い女性であるため、結構容赦なく人が近づいてきてはぶつかってくる(避けると思われているのかもしれないが、足が痛くて上手く歩けないのに、普通の歩く速さの人を避けられはしない)。そういう人避けとしても、杖を持っている、というのは役に立つ。電車に乗るとき、しばらく持っていた。

この折りたたみ杖、155cm私でもぴったり。ケースがあるので持ち運びも楽で、さらに替えゴムが1つあったので、室内と外とで使い分けができる。折りたたみで体重をかけるのは怖かったが、かなりの体重をかけても(片足が痛くてつけないレベルでも歩くときに)大丈夫だったので、安心していただければと思う。本当は折りたたみでないのが良いのだけれど、邪魔なんだよね…。


必須:時間つぶしのアイテム

スマホ、本、ウォークマンなどなど、これはもう、好きなものを好きなだけ。ただし、術後翌日はかなりの痛みで死んでいたり、体力消耗でほぼ寝ていたりするので、それほどの量がなくても問題なかったりする。
私は今回、8インチタブレットを買って(前から欲しくて買う理由を探していた)、Prime readingの読み放題本を山ほどライブラリに入れた。ダウンロードすればオフラインでも読めるので、データ通信を節約したい人にとって最高。

私が買ったのはこれ。
Android 8インチタブレット+新しいOS+コンパクト+Google play storeが使える+イヤホンジャックがある+ゲームを動かしても問題ない性能
という私の盛りだくさんのニーズを叶えた唯一の8インチタブレットだった。購入してから、kindleで雑誌や本を読んだりと大活躍。反射防止フィルムをつけると、とても見やすい。


…贅沢言えばUSB-Cが良かったのだけれど、そうすると古いOSや性能がイマイチなタブレットになってしまうので、こちら。スマホと違って充電頻度が低く、端子違いはあまり気にならなかった。
自粛期間中は軒並み売り切れてしまって、かろうじて別のオンラインストアで買ったのだけれど、無事在庫が戻ってきているようだ。


おわりに

入院に必要な持ち物は以上。皆さん、多いと思ったのか、それともこれだけ?と思ったのか。ぜひ色々コメントいただければ幸いです。

そしてこのリストを使って入院することになった方へ。
事故や怪我、病気など、様々な理由があると思います。まずは心よりのお見舞いと、そして1日もはやくご回復されることを祈っています。たくさんの痛みや不自由、日常生活での困難、なかなか理解されない辛さがあるかと思います。ご自身を責めずに、そして少しでも心身が良くなることに目を向けてください。頑張りすぎずに。いつかきっとその痛みが軽減される日が来ると、一怪我人としても信じています。お大事に!

2020/11/22 追記
ブログを作りました。新規記事はこちらがメインです



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ゆき
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