BIGBOSS ~輝く月のように~
私が言うと説得力がないかもしれないですが、聞いてほしい。人は外見で判断してはいけないのである。分かっている。私は、容姿大好き人間なのだから。推している人達は男女共にレベチで美しい。私の推す条件として容姿がタイプか、タイプではないけど味があって好きかどうかは非常に大事だ。うん。なんなら貢ぐ金額も変わってくる。あぁ。最初から話の内容が矛盾してきた。でも、美しいか美しくないかは大事だし少しもおかしなことを言ってるとは思ってない。う~ん。我ながら腹立つくらい面食い。では、今日はあれですね。よろしくお願いしますね。はい。
北海道日本ハムファイターズの田中瑛斗選手が、オリックスの杉本裕太郎選手に二打席連続で死球をしてしまい、あわや乱闘になりそうになった。まぁ正確には、杉本選手は文句を言いに行きそうになったんだけど、大人な対応でグッと堪えていた。でも、さすがに両チームマウンドに全員出てきていて。そんなとき、日ハムの監督BIGBOSSが真っ先に杉本選手に近寄り謝罪を行っていた。普段だったら監督は相手チームの選手に近寄ったりしないのに、直々に謝罪したのである。凄いことだ。だから、杉本選手も謝罪を受けた後すぐに笑顔になっていたし、大事にならずに済んだ。
BIGBOSSは、テレビやメディアの前ではおちゃらけてアホなふりをしているけど本当はそんなことないからね。まぁ、最初はそう思っていたけど私も。正直、モーニングの牧野さんが今の推しだから日ハムの試合を観始めたくらいの人間でもあるから。推しの好きなものや人を一度見てみたいと思ってね。そしたらまんまと填まってしまったわけ。
好きになったら色々見えてくる。そんな中で一番最初に印象が変わったのがBIGBOSSだった。BOSSは、チームの中で一番野球を楽しんでいるなと感じる。自分のチームの選手だけでなく相手チームの選手がスーパープレイをした場合、敵だとしても心から拍手をし、称賛を送る。また、ロッテVS日ハム戦。まさに佐々木朗希選手が2試合完全試合をしようとした時である。誰よりも佐々木選手の交代を残念がったのは、他の誰でもないBIGBOSSだ。その様子がカメラに抜かれていた。両手を広げマスクをしていても落胆の表情が透けて見えそうであった。きっとBOSSは、佐々木選手の体全体を使って投げる姿を純粋に楽しみながら見ていたかったんだと思う。私も見ていたかった。その試合、延長10回に私の推し。万波中正選手がサヨナラホームランを打って日ハムが勝利したんですけどね。すみません。私の推しが格好よくてサヨナラホームランとか決めすぎ。大好き。イケメンすぎ案件。ありがとうございまぁぁあす!!!
BIGBOSSは、楽しんでいるからこそ野球に関しては厳しい。特に期待している選手には。アメとムチが激しいのだ。私の推しを例にして話してみよう。私の推し、万波くんは集中力がたまに欠ける時があるし、ボール球に手を出しがちで四球になる所を三振にしてしまうことが良くある。それがなければ素晴らしいんだけどね。万波くん。
つい先日。万波くんの方に飛んできた球を、ホームを気にするがあまりエラーを出し一点追加されてしまった。焦らなければ取れる球であったし、万波くんの強い肩であれば落ち着いて取り投げればホームに間に合いアウトに出来たはずなのである。BOSSもその部分に惚れ込んで期待しているのだ。それなのに関わらず、ミスをしてしまった万波くんを見かね懲罰交代した(懲罰交代→試合中にミスをした選手をその瞬間にベンチ選手と交代させることを指す)。試合後、BOSSは『あんなプレーをしていたらレギュラーは取れない』と記者に答えていた。他の選手の時もそうであったんだけど、試合に出たい選手はベンチにもいるし、一軍に昇格したい二軍の選手はたくさんいると常々BOSSは言っている。試合を代表して出ているのであれば、一つ一つ丁寧に落ち着いてやれってことなんですよね。焦って周りを見えていないようでは抑えられるものも抑えられない。雑なイージーミスが一番嫌いなのだ。そりゃそうですよね。勝てる試合もそういうミス一つで負ける可能性だってある。一瞬の気も抜いてはいけないのだ。だけど、BOSSの凄い所は、その時はしっかり完全に叱るんだけど。次の日の試合もミスをした選手をスタメンに起用する。またチャンスを与えるのだ。活躍をし挽回の場を与える。それでも結果を残せない場合は二軍行きを命じられちゃうんだけど。それは仕方ない。誉めるときは誉め。叱るときは叱る。はっきりしている。選手を信じているんだと思う。それは選手にとって、とてもエネルギーになる。プレッシャーにもなるかもだけど(笑)
でも、これまで話したことはそうそう簡単に出きることではないと思ってる。思ったことを引きずったり、利益のために相手を称賛出来なかったり、立場を気にして謝罪出来なかったりするものだ。今までそんな場面をさんざん観てきた。でもBOSSは違う。純粋に野球を楽しみ、自分の信念を信じ、選手を信じ厳しくする。そのためには、メディアに出て、北海道日本ハムファイターズを知ってもらい野球を好きになってもらうためには何でもするんじゃないかな。BOSSはそんな人だ。知らないうちにBOSSの手のひらに転がされている。頭の回転のいい男だと思うしな。そういう人は面白いし興味深い。未知数である。好きですね。
まだまだ、知らないことばかりだけど。最下位の日ハムの選手達、特に推しが愛しくて堪らないし。BIGBOSSが何を考えているのか知りたい。最下位なのに最下位の実力ではないと他球団から恐れられ、ホームラン数は球団の中一位。計り知れない。実に興味深い。私をドキドキワクワクさせてくれる。目を離したくないんだ。これからどうなっていくのか見ていたいと思う。
ありがとうございました!!!
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