侵害調査 -4 分類付与 の実例-3
登録された特許への分類付与の件です。
審査の結果、登録になった特許への、あらためての分類付与は行われていません。
公開時の分類をそのまま流用しています。
登録された特許の【請求項】内の技術主題が減縮されたり、変更されたりしても、あらためて分類の付与をし直すことは行われていないようです。
これはどのような理由によるものでしょうか?
〖本文全文〗中に記載されている技術的観点については、ほとんど変更は無いケースがあります。
しかしながら、【請求項】内の技術主題に変更があった場合は、それに準じて、FIやFタームを変更すべきと思います。
分類付与は、IPCCの主任部員が実質的に行っているようですが、[ 公開公報 ]へのみで、登録になった特許には、あらためて分類を付与していないようです。
侵害調査を行なう人間にとっては、検索式の作成段階で一番苦労するところです。