台北の本屋を巡る旅 6日め
GWの旅、再び台湾へ、5泊6日で最終日。帰国便は台北松山空港午後発なので、午前中は少々時間あり。今年から「臺灣文創書店東京」というシェア書店(ブックスタジオ)を池上で始めており、その仕入れも兼ねて、本屋巡り。
◯臺灣文創書店東京
https://www.instagram.com/taiwanbooks.tokyo/
https://www.facebook.com/taiwanbooks.tokyo
◯ブックスタジオ
誠品書店の24時間営業どうなる?
ホテルにてニュースを見ていたら、誠品生活信義店が年末に閉店になるとのことで、誠品書店の24時間営業がどうなるか?ニュースで取り上げれていました。
誠品、次の24時間営業店舗は「松煙店」に 信義店の賃貸契約満了で/台湾
正式に発表されたとのことで、松山文創園区の誠品生活松菸店が24時間営業を引続くようです。取り扱い書籍数は現在の3倍となるとのことで、期待大ですね。松山文創園区は隣接する台北ドームの商業施設にSOGOが入居することが決定し、2024年秋オープンとのことで、相乗効果が期待されます。
不動産販売&レトロビル
午前中しか時間がありませんが、最終日も午前中のみ街歩き。移動のため近くのバス停まで歩いていく途中の不動産の募集。地主保留戸販売中
バス停の前のレトロビル。「實業大樓」直射日光を遮る個別の庇の形状等、良いデザイン
本日もバスに乗る。202番で「長安東路一段」→「中山女高」。
中山女高南側の再開発
バス停を降りると、何やら再開発エリアのようです。
日本統治期か戦後すぐぐらいに建てられた平屋の建築群。調べると一部を保存して再開発される計画のようです。日本の場合は古い建物なんてよほど重要な建物でない限り残されないですが、台湾は積極的に残す印象です。
忠泰美術館
建築や現在美術を中心とした展示を行う忠泰美術館。母体は、「NOKE 忠泰樂生活」を開店した忠泰グループ。
今回は現代美術の展示。
小一時間ほど鑑賞し、華山1914へ向かう。
美術館の外にも大きな彫刻あり
GOGORO充電ステーション
台湾はバイク天国ですが、最近は電動バイクも増えているようです。その比率は12%にもなるとのこと、その電動バイクのシェアNo.1がGOGORO。
ところどころにこのような充電ボックスを見ます
華山1914文化創意産業園区
酒造工場をリノベーションした華山1914文化創意産業園区。初めて台湾を訪れた20年弱前はまだ整備前で、屋根もボロボロに崩れたところもありましたが、今や台北を代表する文化観光商業施設。映画館、コンサートホール、企画展示スペース、カフェ、書店、ショップ等々。企画展示がアニメ系も多く、10代〜30代若手向けのイメージ。
市民大道から入ると巨大な煙突がお出迎え
映画館の通り
緑も多く、涼めるスペースもあるが、やはり暑い
平日だが、地元の人も観光客もそれなりに来ています。土日はもちろんかなりの人手になります。
青鳥書店 Bleu&Book
小さいながらも台北の中でも好きな書店のひとつ。品揃えは、いわゆる台湾で言うと文青系、文学&アート系。斜めのトップライトが印象的な建物でもあります。
カフェにもなっており、本を読みながらゆっくり出来ます。
華山1914は映えスポットでもあります。二人組が自撮りでハートを作ろうと悪戦苦闘(笑)。うまく撮れましたでしょうか?
紅気球島之食華山店
最近開店したもう一つの書店。調べると台湾最南端の恆春の独立書店の支店らしい。
1階のギャラリー状の通路を通って、2階へ。規模は大きくないが、台湾の「食」に関する書籍も多い。ここも個性的な書店です。
結局13時頃まで華山1914にいましたが、帰国便が冬時間と夏時間で1時間違うことに気づき、タクシーでホテルに荷物をピックアップし、そのまま空港へ直行。出発50分前に到着し、手続きしてもらい無事出国、搭乗。書籍満載のスーツケースは「heavy」のタグが取り付けられましたが、無事帰国出来ました