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【女ひとり旅】石垣&与那国(#2 離陸 〜エッセイ風〜)

2025年2月に石垣島、与那国島に行きました。

中部国際空港から石垣島へ向かう機内。
9年ぶりの飛行機搭乗は、
とてつもなく大感動に包まれた時間でした。



滑走路を飛行機の車輪が滑っていき、ゆっくりと機体が動き出します。

整備士さんたちが、旅立つ飛行機、乗客乗員に手を降ってくれます。
空港で働くたくさんの人たち。
目に見えない直接関わらない人も、どれだけの人たちがいるんだろう。
この方たちのおかげで、私は旅立つことができると考えると、感動が込み上げてきます。

そして、離陸の時。
滑走路を走る中、飛行機は乗客乗員みんなの期待を背負い、エネルギーが高まっていくのを感じました。
飛行機に搭乗している他の乗客の皆さんも、無事で楽しいフライトになるよう、私は自然と祈っていました。

離陸の瞬間、身体がふわっと浮遊感に包まれ、それが心地よく、
自分と周囲、飛行機のエネルギーがますます高まるのを感じました。

そして間もなくして、機体の窓の外に目を向けると、この世のものとは思えないほど美しい光景が飛び込んできました。

陸、海、建物のありのままの姿。
なんて美しいのでしょう。
地上にいると、細かく粗などが気になるのだろうけど、
鳥のように俯瞰して上空から地上の景色を眺めると、それら粗をすべて包括して、ただただ美しく、かわいくもあり、愛しいものでした。
存在を受け入れ、認め、愛してくれる、
それはまるで、「神の視点」のようでした。

「神の視点」


飛行機はぐんぐんと高度を上げ、雲の中を突き進んでいきます。
そして、ついに雲の上までやってきました。

死後の世界を、【雲の上】と表現されることがあります。
そして実際、私自身、ヒプノセラピー(催眠療法)※で前世療法を受けると、死後の世界はいつも【雲の上】にたどり着くのですが、
飛行機の窓から広がる一面の雲は、まるでその死後の世界、【雲の上】のよう。

「死後の世界」


私はその美しさに感動し、涙しました。
周りに誰もいなかったら、もっと解放し、声を上げて泣きたかったところですが、静かに泣きました。

飛行機に乗るのは9年ぶり。
久しぶりの飛行機の窓から見る景色に、深く感動しました。
そしてまた、こうして文章を打つときも、思い出して、涙が込み上げてくるのです。



では、次の記事は
いよいよ石垣島上陸です!

※ヒプノセラピー(催眠療法)について


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