117ラストトリップin湖西
2022年度をもって京都滋賀エリアから去った「113系」「117系」。そのうち「117系」は去る数日前に最後の乗車を湖西線でしてきた。ここではその乗車記。
京都駅から乗る
京都駅から湖西線3番のりばへ。なんとなく来てみて発車案内を見ると
黄○3〜8
1両あたり「2扉」の「117系」だけの特徴ある案内で「△(新快速)」「↑(3扉の普通、快速)」とは異なる乗車位置を案内する。狙ってはいなかったが、これを見ると「しめた!」となる。
ホッとする光景、いつもの117系
そして、やってきた「117系」。このときは何月何日が引退か詳細が分からない感じだからかそこまでたくさんというわけでもない。乗り込んだ人も鉄道ファンらしき人もいたが、大多数は日常利用者。至っていつも通りだったし、むしろ、鉄道のことなど露知らない人々が安心して乗っている姿の方がホッとする僕。個人的に「サイレント引退」を賛成する理由にもなる。
録りたい爆音
京都を出てしばらくはモーター音を録音。「小3までのノスタルジー」「鉄道界のライブハウス」と表現するぐらい好きな爆音。永久保存しておきたいし、ふとしたときに聴いてみたいもの。
琵琶湖を眺め
湖西線に乗ったからには琵琶湖の景色も。夕暮れだから「エモさ」が強調される。
桜も
さらに桜の季節なのでこちらもたくさん撮った。
差し込む夕日
夕焼けが差し込む車内。今となればこんな儚い瞬間だった。
餞のプレイリスト
そして、僕が列車旅するのに欠かせない大好きな音楽たちもまとめてみた。大好きな「ヨルシカ」を筆頭に「別れ」に相応しい選曲にしてみた。このプレイリストを「117系への餞」として捧げるとしよう。
終点
そんな感じで1時間ちょっとで「近江今津」に到着。
乗り換え先であり、「117系」以上に思い出だらけの「521系」とのツーショットも撮ってみた。
滋賀県民お馴染み「平和堂」との組み合わせは長らく見慣れた光景。それぐらい「近江の地」に溶け込んでいた「117系」だった。
図らずも最後の乗車となったこの旅。いつか引退したときにと思って記事をあたためてはいたが、まさかこんな早く、「晴天の霹靂」の「サイレント引退」となるとは…
そうは言っても、たくさん乗ってきたからこれで悔いは無い。最後の最後にプレイリストを作って自分なりに餞を贈れたのも良かった。
117系、ありがとう、そして「あばよ!」