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水のジャパンコーヒーフェスティバルin木之本 2024

ジャパンコーヒーフェスティバルというイベントをご存知だろうか?コーヒー文化の普及を目的に「日本コーヒーフェスティバル」という団体が関西をメインにコーヒーの飲み比べイベントを開いている。

去年に続いて10月は滋賀県長浜市木之本町で開催。木之本の地酒「七本槍(冨田酒造製)」の原料である地下水が湧き出ている名水の里だけあって、かなり常連の町だ。

僕は過去1回行ったことがある。酸味ある「浅煎り」からビター強めの「極深煎り」さらには「エスプレッソ」という強者までいろいろ楽しめた。そんな今年も行ってみることに。

チケット交換

江北(こほく)図書館のチケット引換テント
山手にももう1ヶ所ある。

まずはチケットを買いに行く。チケットは3枚綴りが初期装備。1枚はガチャガチャを回してランダムに選ばれるもの。「運命のコーヒー」と呼ばれるとか?

ガチャガチャで出た「運命のコーヒー」

1杯目に選んだのは「運命」で当てたところ。大阪にある「にじのわ コーヒースタンド」。煎り方は「中煎り」、ピストンでコーヒーを抽出する「エアロプレス」で淹れるのが特徴。

にじのわ コーヒースタンド(中煎り)

にじのわのコーヒー

中煎りでビターが香るが、少し酸味もある。スッキリしてて、初心者向けな1杯だと思う。初っ端で引き当てるのにはいい1杯だった。

COFFEE BASE NAGAHAMA(深煎り)

2店舗目は「COFFEE BASE NAGAHAMA」。木之本の隣「高月」にお店を構えている。僕のふるさとにあるこの店はかなり新しく、聞けば「まだ1年も経ってない」とのこと。

「とりやさい鍋」を食べた7ヶ月前に店を目撃して以来、ずっと行ってみたかった。ちょうど出店と聞いて「ここは絶対!」と目星をつけていた。

左の空き地にお店がある。

お店の場所は長いこと更地だったのを覚えてる地元民の僕。街の変化に敏感に気づきやすい。超余談だが。

そんなこの店は「深煎り」でビターが濃ゆい。店のお姉さんによれば、イベントは深煎りのところが少なくてあえてこの味で攻めたとのこと。実店舗に行けばいろんな味を楽しめたり、その他ドリンク、スイーツなどメニューもたくさんある。次はぜひ足を運びたい。

PURIBASE(中深煎り)

3店舗目は「サイフォン」を使ったコーヒーのお店へ。コーヒーにまつわる投稿をインスタグラムに上げたら、「サイフォンを買うとなおよし」と大学の先輩からアドバイスされたことがある。飲んでみると香りが少し違うし、かなり熱め。ほんのり酸味が香るいい味わいだった。

追加3枚。
1200円なり。

初期装備を使い切り、3枚追加購入。枚数に制限はなく、気分やコンディションで好きな分だけ買えるのもまたいい。

カフェルーク(深煎り)

4店舗目は「カフェルーク」。「七本槍」を醸造する水と同じのを使ってコーヒーを淹れている。2店舗目と同じ「深煎り」でこちらもまたいいビター。まったりした感じの味わいだった。

LinkCafeのカフェラテ

最後の5店舗目は「LinkCafe」。ここだけはコーヒーではなく、カフェラテ。エスプレッソとオーツミルクをブレンドした無糖カフェラテというこのイベント唯一の形態だ。特殊だけあって
「1杯あたり2枚分」を消費する。

初めて飲むオーツミルクは豆乳に少し似た味。それがエスプレッソの強烈な苦味を包み込んで、少しばかり飲みやすくしている感じ。そこまでしても、後味に苦味は残る。

エモい夕焼け
店のお兄さんもお気に入りとのこと。

この店のみは「伊香高校」の卓球場を借りて出店している。地域連携しているいいイベントになってる証拠なのかも。おまけに琵琶湖が見える絶景なのがいい。
この絶景見れる伊香高生、特に卓球部うらやましい。

こんな暑さでも

前回が冷たい雨の日だったのに対して、今日は真夏の残り香のような暑い日。聞いた話、アイスコーヒーの要望も多数あった。しかし、店舗の多くはないところが多かったみたい。とはいえ、僕はホットが1番うまいと思っているし、冷たいのがお腹に受け付けない。猛暑日じゃなかっただけマシだ。

木之本以外でも、吹田や徳島、南海高野線沿線などあちこちで開催している。どうせなら行きやすいとこ行ってみたい。

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Yuki(ゆうき)
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