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腰痛に棘上・棘間靭帯は関与するのか?

先日、このようなツイートしました!

なんで腰痛と靭帯について関連性を調べたのかというと...


整形外科のDrに「棘突起周囲に注射を打つと効くんだよ」という一言からです。効果があるなら、どういう理由で効果があるのか知りたくなったの調べました。


そうしたら、意外と面白い内容が出てきたので記載したいと思います。


1.脊柱周囲の靭帯

脊柱周辺には靭帯が多く存在し、椎体の安定性を高める役割があります。前方要素として前・後縦靱帯、後方要素として黄色靱帯、棘上、棘間靱帯が重要となります。

・前縦靭帯(作用:伸展制限)
・後縦靭帯(
作用:屈曲制限)
・黄色靭帯(
作用:屈曲制限)
・棘間靭帯
作用:屈曲制限)
・棘上靭帯
作用:屈曲制限)

図1


その中で、脊柱周囲の靭帯で注射の効果が及びそうな靭帯は棘上靭帯・棘間靭帯と考えて、解剖学的・組織学的に調べてみました!


1.棘間靭帯の解剖学

棘間靱帯は四角形の形を呈しており、黄色靱帯、棘突起の尾側から起始しています。腰部の棘間靭帯は太く、上部棘突起の尾側から下部棘突起の頭側に向かって、線維の方向が斜めに走行します。


棘間靭帯の形状や付着部位も重要ですが、さらに重要なことが2点あります!

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