#TWDW2019 キックオフ「平成生まれのための令和的勤労戦略大相談会」で刺さった言葉まとめ
2019年6月11日
石トリオ(石川善樹さん ✕ 石川俊祐さん ✕ 横石崇さん)による
TWDW2019キックオフ「平成生まれのための令和的勤労戦略大相談会」
に行ってきました。
イベントレポを書こうと色々と書いては消していたのですが、
高濃度の2時間をうまくまとめられず今に至ります。
このまま時間掛けるの良くないので、
自分に刺さった言葉だけを抽出して、
前後の文脈を補足する形でnoteにしました。
書ききれなかったトピックについては、
当日グラレコを担当されていた方の下記記事をご覧ください!
フルリモートワークでの新人教育をどうすればいいか?
初っ端のこの質問について、
最初に石川善樹さんがこのように返されて度肝を抜かれました 笑
徳川幕府の参勤交代などについて学べばいいのでは?
なにかあれば、まずは歴史から学べばいい!
発言の趣旨としては、
====from==========================================
徳川幕府は全国の大名をマネージする、言わば”全国規模のリモートワーク”を行っていた。
しかも、今より情報伝達技術が発達していないほぼ原始的な時代なのに、徳川幕府は約300年近く統治していた。
おそらく、そこには有効な仕組みがある可能性がある。
例えば、参勤交代はどのような制度だったのか、
リモートでもサボらせないために何をしていたのか、
江戸にいる間になにをさせていたのか、
といった点を調べてみると、
いまの悩みに参考になることがあるかも?
====end===========================================
といったことだったのですが、
台本でもあったのかと思うくらいスムーズに情報が出てきて、
それについて他の御二方もポンポン質疑や疑問出しをしていて、
単純にSHOWとして圧倒されてしまいました。
多方面の知識をこのように結び付けられる能力というか、
芯をズラさずに串打ちしていってちょうどいい塩梅のねぎまを作る思考&トークスキルほしいです!
この瞬間から、善樹さんのファンになっちゃいました。
(当日はややこしくなるのでこのように呼ばれていました)
ちなみに、以前石川俊祐さんが登壇されるイベントに参加した際に、
俊祐さんの話される内容に共感しまくったのでこのイベントに参加したのですが、
完全に善樹さんにやられたので以降の内容も善樹さん寄りになります。
すみません 笑
本業以外にやりたいことがあるが、どのように考えればいい?
この悩みに対しては俊祐さんが以下のように答えていました。
自分のここ(みぞおち辺りを指しながら)に聴いてみないといけない。
いつまでも好きなことを追い続けて、目標は変わってもいいと思う。
悩んだときに都度じっくり自分を見直せばいい。
自分が"不満"と"不安"のどちらに耐えられるのかを軸に考えたほうがいい。
勤め人だと日々の不満が溜まるが、明日の不安などはそこまで無い。
独立すると好きなことができて不満がないが、明日の不安がつきまとう。
私、俊祐さんの「自分のここに聴け!」って理論がすごく好きで、
話し方や表情、空気感も含めてすごく尊敬してます。
この日も聞けて嬉しかったのと、
"不満"と"不安"のお話も自分では考えたことがなかったので刺さりました。
たしかに、起業している人やフリーランスの方は、
もれなく「不安で眠れない日があった/今でも眠れない日がある」といった話をされます。
どの方もすごく心配性で、細かい点までこだわられていたり、
小さな反省をたくさんして次への改善を考え続けられていたりと、
不満をなくす代わりに不安と闘われているなと。
このあたりのリアルなエピソードも織り交ぜながら話されていて、
質問者以外にも価値があったやり取りでした。
働く意味の目的の見つけ方は?
この質問については、回答というか議論?が白熱していて、
すごくいい言葉やエピソードが飛び交っていました。
その中でも刺さったのは善樹さんのこれ!
20代は”若さ”、30代は"専門性”、40代は”志”が軸になる。
型が見つかるまで「何歳まで修業をするか」という観点で考えるといい。
早くて40歳、遅くて50歳位まで時間が必要で、
志を問われるタイミング次第で修行期間が左右される。
これは、著書にも書かれている「とは人材」と「では人材」
にも関連してくるストーリーなのですが、
ちょうどラスト20代の自分としては専門性を問われだしている時間もあり、すごく印象に残っています。
成果を出すために「ロングワーク」は必須なのか?
この悩みは、
いま世の中的に成功されている方や、名だたる起業家が
会社の先輩を見てももれなく長時間勤務や○○日徹夜したといった
エピソードを必ずと言ってもいいほど持っていることが起点でした。
この話については、御三方がそれぞれ発言されていて、
どれがだれの発言かメモしきれていないのですが以下の発言がありました。
逆算型と展開型の人生によって捉え方が変わる。
※詳しくは善樹さんの「問い続ける力」を要参照
ロングワークとハードワークは違う。
砂場で遊んでいるこどもは”ロングワーク”とは思っていないはずだ!
ロングワークと捉えるかどうかは時間軸の問題がある。
その問いに対して「何年かけて取り組みたいのか」によると思う。
ゴールまでの射程距離が長いと、一見すると寄り道も経ないといけない。
意識的なロングワークではなく、無意識の結果。
ただ、高い視座で問いと向き合うにはすごく精神力だ必要な姿勢。
レオナルド・ダ・ビンチやガウディも考えて寄り道したかわからない。
自分のサイズ感にあった問いでないと前に進めない。
問いのレベル感は自分の成長に関連する。
問いを発見できるかどうかは「不思議がること:Wonder」が重要になる。
違和感が次々見つかる人は飽きない、外野の「なぜ?」の声を気にしない。
そもそも、この問いについては自分も考えることがありました。
横石さんも話されていた「働き方改革による勤務時間の上限」など、
過去の偉人のようなロングワークはできない環境だなと。
ただ、御三方のお話を聞くと、
月0時間残業の人でもその個々人的に辛ければ”ハードワーク”だし、
月100時間残業でも意義を見出していれば”ハード”でも”ロング”でもないなと。
幸い、自分はやりたいことや楽しいことを追求できていて、
勤務時間以外もマーケティングに関連する勉強をするのも楽しめているので、
職場でやっているか、職場外でやっているかの違いでしか無いなと整理できました。
アウトプット機会を無駄にしないためのインプットを
で、そんな整理をしていたらこんなツイートが流れてきました。
今考えていたことが正にまとまっていて、
「うわー!noteに書くネタなくなったー!」ってなりました 笑
ただ、この流れは個人的にはチャンスだなと思っています。
誰が入っても一定の確率で開花できる精神と時の部屋(長時間労働)の扉が魔人ブウに壊されたので、
sem_masterさんのおっしゃる1割になれるかどうか。
どれだけ自制をし続けられるのかがもっと重要になるのだなと。
さて、まとまりもないですが、このあたりで終わりにします。
死ぬまで楽しく修行をやっていけたらいいな!