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補足解説 Adoさん「うっせぇわ!」の広東語バージョン

ハザカイユウ
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この音声記事は、先に紹介したAdoさん「うっせぇわ!」の広東語バージョンを紹介した記事に補足説明として埋め込みたい為に作成した音声記事です。

https://note.com/yipkon1102ys/n/nbdcdfc6cb6f5


こちらの音声記事は「補足説明したい」という衝動に駆られたまま、下書きも何もなく、フリートークを入れているため、噛み噛みな上に、音の面白さに一人盛り上がりするおかしなテンションの私がいますが、たまにはそういうのもイイかと思い(どんどん自由人化)そのまま出します。

(単に手間をかけたくなかっただけですが、BGMもわざわざつけなくても良かったのか、それでもやっぱりつけた方が聞き易いのかも謎。)

日本語オリジナルでは「はああああっ~~?うっせぇ、うっせぇ、うっせぇわ!」の「う」の音が前拍の刻みで入るのを広東語の「屌呀?收皮收皮啦嘈(ディウア?サウペイサウペイラッチョウ)」の「屌呀」動詞の「屌(ディウ)」と末尾につくはずの語気助詞「呀」をバラシて埋め込む事で、本来日本語の「うっ」と詰まる音と広東語の「サウ」という音が同じポジションになるところ、半拍ずらしたことで、日本語の「せぇ~」という伸ばす音と広東語の「サウ」のタイミングを合わせる事で、ちょっと音質が近づき、音格差を減らしています。
技ありな音の埋め込み!

ちなみに末尾の「~啦嘈(ラッチョウ)」という箇所も本来「~啦(ラ)」というのが過去形を表す意味のない音なので、正しくは「~啦(ラ)、嘈(チョウ)!」と分かれるハズが語呂合わせの音として、また此処でも、本来末尾につくハズの「~啦(ㇻ)」という音が、拍の頭の音に来て、更に本来繋げて使う事のない動詞が、語気助詞の後にくっついているという面白い現象。

ちなみに「嘈(チョウ)」は、それ一文字で「うるさい!」を表す単語です。

でも本来「~啦嘈(ラッチョウ)」では繋げません。
但し、日本語で「うっせぇ」が3回リピートされているのに対して、広東語の「收皮」が2回リピートで終わってます。半拍遅らせた所に3回詰め込むと完全に字余りを起こしてしまうからでしょう。

その結果、音が足りなくなってしまった帳尻を合わせるのに
純粋な音遊びとして、足りない最後の1音を埋めるのに、「うっせいわ」という意味でもある「嘈(チョウ)」で埋めたらチェケラッチョ的な音になっちゃって、日本人的にも音的に面白いかもしれませんね。

(そもそも、そこまで細かく音を検証しながら聞く人はいないでしょうけど)

という、またマニアック極まりない事を音声配信しています…_| ̄|○

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ハザカイユウ
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