国際結婚後の国籍~ただのお引越しですから~
「ねえ、ユウって今ナニ人?」
よく聞かれます。
「・・・日本人。」
国際結婚で国籍は変わりません。
日本で日本人の両親から生まれて育ってるわけですから日本人。当たり前ですが、結構な人が、私は中国人と結婚して「中国人になった」と思っている人が多いです。
や、なってないし。
日本は多重国籍を認めていない国なので、二つ以上の国籍を持つことがまず許されませんので、仮に私が中国人になるとしたら、日本の国籍を捨てて、中国籍に入り直さないといけません。
・・めんどくさ。
って言うか、私、自分が日本人である事をめちゃめちゃ誇りに思っています。有り得ない!!私が日本人である事を捨てるなんて!
第一、日本国籍は世界で最も有利と言われており、ほぼ大半の外国に大体二週間以内であればノービザで行けます。これは日本だからです。他の国も同じ条件と思ってたら大間違いです。「日本優遇」すごいんです。信頼度高いんです。それもこれも全て日本の先人達が努力して勝ち築いてきた信用のお陰です。詳しくはこちらのサイトに書いてありましたのでご覧ください↓↓
ちなみに、「香港で暮らす」話をすると、まず、香港に住み続ける為には、香港の居住権を取らなければいけません。その為最初は「私は香港に住む理由がある人間です」というのを証明すべくビザ取得をしなければいけません。
ちょっとややこしく書いてある香港の日本領事館URLはこちら
解りやすく書いてあるビザ申請代行業社のURLはこちら
私の場合は就労ビザだったので、二年、二年、三年という期間で就労ビザを申請します。すると香港居民として香港で生活できる香港居民臨時IDを申請できます。
そして、7年間香港に居住しつづけると、永久居民IDに切り替わります。これは普通に合法滞在で、香港に税金を払っている、という条件を満たしていれば貰えます。
日本で戸籍と住民票が分かれているように、香港でも国籍と住民IDは別物です。
でもIDがあれば、香港内にいる間は香港人扱いとなります。(病院の支払いや、香港側の通関など。)
ちょっと話が逸れましたが、国際結婚も、とどのつまりは「ただのお引越し」です。扱いとしては「東京の人が北海道に嫁いだ」、「沖縄県の人が福岡県に嫁いだ」というのと一緒です。
「富山県の人が香港に嫁いだ。」つまり、お引越しです。
結婚してから、外国に住むときは、日本で自分の住民票があるところに転居届を提出し、香港の日本人領事館に入居届を出す。
チーン、終了。
県をまたぐか、国をまたぐか、の違いはあっても、手続き的には一緒です。(婚姻届けは、どっちの国にも提出しなくちゃいけなくて二度手間かかりますがね。でも、どちらもそれぞれのお役所に行けば、懇切丁寧に教えてくれますので、こちらは何も心配いりません。)