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あゝ悲しき勘違い!激痛不眠〜手術まで
先日は突然のお休みをお知らせしましてご心配おかけしました。ハザカイ、退院して参りました。
リハビリ中ですがボチボチとやって参りますので、温かいコメントをくださった皆さま、静かに見守って下さった皆さま本当にありがとうございました。
一昨年だったか去年だったか、うちのベースが「四十肩になった」と言って、バンド練習の前後、楽器を肩にかけるのと外す動作をするたびに「いただたたたた・・・」って言っておりました。
で、それと同時期くらいにうちのボーカルの彼氏(ベーシスト)も五十肩になったとかで、ライブの前後にやっぱり「いたたたたたた・・」とやっているのを見ながら、そんなに痛いものなのかな~と思っておりました。
「ユウちゃんはよく運動してるから50肩にならなそうだね」
と言われながら、自分でも私はならないだろうな、と思っていたんです。
だって40肩、50肩って肩周りの筋肉や筋膜とかが凝り固まってなるんでしょ?だったら毎日運動している私には無縁の話だわ、とずっと思っておりました。
そう、自分がこの肩がもげそうな、耐え難い激痛に襲われるまでは・・・。
ある日の事、いつものように詠春拳の型練習をしていると、何となく左肩が痛い。(9月の時点で)
「ん?筋でも違えたかな?」
と思っていました。
ところが、日を重ねるにつれ腕の可動域が狭まっていくのを感じました。
「!?」
こっ、こっ、こっ・・・
コレは世間一般で言う五十肩、ってヤツかしら?!
運動してる私とは無縁の話だと思っていたのに…
その時点ではまだ120度くらい腕が上がっていたので、壁伝いに手を挙げる運動をしろと旦那や合気道の友達に言われながら、真面目な私は地道に頑張り続けました。
そして…
腕が半分も上がらなくなり、ちょっと位置がズレるたびに肩がもげそうな痛みで眠ることもできなくなりました。
「もしかして五十肩じゃないのかもしれないな?」
旦那Kがそんなことを言い出したのは、3ヶ月余りの時が過ぎ新年も迎え、相変わらず激痛で不眠に苦しんでいるさなかでした。
そして…
医者に行くと
「ん?コレは五十肩っぽくないですね。ホラこの人ここを押すと肩が40度も上がらない。私の予想では肩の靭帯に3つほど穴が開いているんだと思いますよ。もしかしたら肩の骨がトゲ化しているのかもしれない。なんタラはんたら…」と言われその足でMRIを取りに行きました。
すると翌日、MRIの結果を聞きに来いと連絡があり行くと
「やはり私の予想通りでしたよ。
この骨が削られて尖ってしまって、腕を挙げるたびに靭帯をサクサク切り刻んでしまって、どんどん腕が挙がらなくなっていったようですね。ここに無理が掛かるようなこういう動きに心当たりありますか?」と医師がやってみせる動きが一生懸命練習していた動きばかり。
「それにしても相当痛かったでしょうに、何でここまでなるまで放っておいたんですかね〜」
(言っとくけど、全く放置してはいない。改善しようと毎日傷を広げる努力を地道に続けていただけである)
「肩峰下骨棘」
「靭帯の部分的損傷」
「ま、手術するのが一番早いです。いつがいいです?」
そしていつでもいいですと言ったら翌日手術をする運びになったのでした。
1日目 医者&MRI
2日目 レポート&日程調整、コロナ唾液検査
3日目 手術
この間、色々と深く考えこむ暇もないくらいのあっという間の出来事だったのです。
とにかく素人判断は良くない。
違和感を感じた時点で医者に診てもらっていれば、激痛と不眠に3ヶ月も悩むこともなく、もしかしたら手術もしなくて済んでたかもしれません。
そして翌日朝から入院し、夕方の手術に備えて元気いっぱい退屈な一日を過ごした私に待っていたのは予想外の悪夢だったのです。(つづく)
お陰さまで。
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