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コロナ感染からの秋の養生のおはなし
前回の投稿から、大幅に時間が経過してしまいました。
前回の続きから投稿したい
と意欲があったのですが
気を遣いすぎたのか?
無理をしたのか?
気が緩んだのか?
コロナにかかってしまいまして。
全体力を消耗したところから、全気力も消耗してしまいました〜。
中医学で考えると、感染症にかかるのは
「邪気が衛気が上回った」という状態。
「衛気(自分を守る気)」が弱まってしまったのでしょう。
家系的に呼吸器系が弱い家系。
祖父母、両親、妹、親族、全員、呼吸器系の疾患持ち。
慢慢性閉塞性肺疾患、喘息、肺疾患などなど・・・・
私も「気管支炎」「咳喘息」を20代〜30代にかけては
頻発していました。
そりゃそりゃ、コロナにかかると、コロナの餌食です。
結局、コロナにかかってしまったけれど、
これだけ呼吸器系が弱いながらに
「よくこの数年間、今までコロナにかからずに耐えて来たなあ・・・
よく今まで、耐えてきたよ。
養生できていたんだよ。」
と、せめて、自分で自分を褒めようと思います。
コロナ感染中の小話
私の場合は1日目〜3日目、高熱にうなされ、
高熱が下がったかと思えば、
気管支がコロナの餌食。
気管支炎からの咳喘息となり、
咳と閉塞で息ができない!
これぞ呼吸困難。という状態。
コロナ後遺症というか。
まだコロナが私の身体の中でなんとかして姿や形を変えて、寄生しながら生きようとして
いるんだなあ〜という感覚でした。
気力・体力共に回復するのにかかった時間は
私は1ヶ月半くらいでした。
と、いうことで、今は気合の入った投稿よりも
ゆるゆると行こうと思います。
コロナからの「秋の臓器、肺」
の養生コラムを久しぶりに書いてみます🍂🥹🍂
秋のゆる養生〜プチコラム
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/157580122/picture_pc_3a2e12613d1e4a3eefb894ee543fe617.jpg?width=1200)
自然や外に足を運びますか?
私は犬の散歩に行き、家族で自然に足を運びます。
コロナ罹患後も、できるだけ日常や自然から離れないようにしていました。
自然の流れと共に日常を大切に生きることが
私達を「自然」にしてくれるからです。
アクティビティをしたり、何か特別なことをしなくても
日々の犬の散歩でも、毎日雲も風も違い、緑や葉の色も違います。
小さな違いを繊細に感じられること
その違いを感じ、心おだやかで静かにマインドフルに歩く時間は
私にとっては豊かさと感謝で溢れます。
犬と一緒にお散歩できる時間は
犬の存在や共に歩ける尊い時間に
愛と感謝で溢れる時間です。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/157580692/picture_pc_407d7c8de4683ccf07d82342cb390563.png?width=1200)
そんな秋の空。
秋が進み、乾燥して、冷えて澄んできた空に変わってきました。
秋と繋がる身体の臓器は「呼吸器」
秋は"肺"のシーズンです。
肺についての小話
夏までは花を咲かせ、エネルギーも外に向かい
発散のシーズンでした。
秋は稔り、実や葉を落としていき、冬に向けて
エネルギーを無駄使いしないように準備をしていく時期。
つまり、秋は外に向いていた「気」が内に向かい、
身体の中に収まる時期です。
この時期に養生が出来ずに
身体の気が内側に収まらないと
自分を守るための防御壁の気(衛気)が足りなくなってしまい
デリケートな「肺」と関わる呼吸器系の不調
(風邪とか気管支炎とか喘息とか皮膚の乾燥とか)
それを引きずって、冬に行くと
免疫の低下、感染症罹患や持病の悪化なども起こりやすくなります。
中医学では
肺=鼻・喉・気管支、肺、皮膚も含みます。
自然界の空気の乾燥、気温の低下による
冷えから、からだを守っていきましょう。
ざっくり、冷えから守りたい部位は
「首」「手首」「足首」。
「邪気」が入ってきやすい部位で
風や冷えに弱いのです。
食べ物では
「白いもの」
「少しだけ辛味のあるもの」
「うるうるしている」
「すこししっとりネバネバ」
大根、ネギ、白菜、白キクラゲ、長芋など
白いといえば、ご飯もそうです!
白くて、辛みを持つ野菜は「肺」の潤いや
肺の元気を助けてくれます。
昨日、犬の養生ごはんの獣医さんが教えてくれましたが
粘膜や皮膚の乾燥対策に
「焼きりんご」や「焼き梨」にハチミツを
ちょこっとつけて抗菌と潤いを補うのも良いとのことです。
人も犬も未病養生できますね。
続けるためのゆる養生
実感として、「養生」「体質改善」は年単位かかりますが・・・
普段の生活や普段のキッチンで、ちょっと意識してみる。
そんなスモールステップでもゆるゆるでも
ゆるゆるといつの間にか変わって行ったりするものです。
普段使い慣れない食材、お取り寄せ・・・
最初は気合入っているのですが、味や使い勝手・・・
やっぱり続けにくいのです。
体を変えていくには続けること。
だから、ハードルを下げるのです。
ゆるゆるとでも続けられる
ちょっとずれても戻ってこれる
スモールステップで。
そして、いつでも自分の陰陽バランスを整える意識を。
自分の気の状態は?
外側と内側、上と下、過剰と過少?
などをみて、シーソーのようにバランスを取っていきましょ。
今日の最後に
回復と共に、少しずつ、中医学やアロマや自然療法など未病や改善、緩和にまつわるケアを伝えたい気持ちがまた出てきました。
前々から「もっと伝えなさい」
と周りから言われ
お尻を叩かれていたのですが、
マイペースな私みたいなタイプはお尻を叩かれてもなかなか着火せず。
いろいろな点と点がつながったとき
自分の内側から、このことを伝えたいな、
ってエネルギーが溢れてくるのだと思います。
季節が自然と変わっていくのを愛する私は
「ときが来るのを待つことができる」
のだと思うことにしました。
私はこれで良いのかも、
としみじみ感じたのでした。
またお知らせできたらいいな。
冬にむけて『養生の秋』
ちょっと意識してみませんか?
最後までご覧頂き、ありがとうございます。