豆瓣ポイントについての雑感
先週、我が最推し 王一博主演の『追风者』を完走しました。もう本当に、例えようもなく面白く、全てにおいて完璧で、素晴らしくよい作品に仕上がっていて未だに余韻が抜けません。世間的にも好評価で幕を閉じ嬉しい限り! 豆瓣評価は現在 7.8を付けています。
まだ冷静に感想を書ける状態ではないので、今回は前から一度触れたいと思っていたこの豆瓣のポイントについて書いてみようと思います。
※ ここでは自分が鑑賞した作品についてのみ取り上げます。また映画は除外し、ドラマに絞ります。
自分の感覚との乖離は?
まずは昨年2023年の個人的ベスト9で比較してみる。
上から感動した順。カッコ内は推しポイント。※は上陸済(含 予定)
全て感想noteのリンクあり
※ 狂飙 (義理人情) 8.5
※ 長相思 (三者三様) 7.8
・ 宁安如梦 (愛の形) 6.8
・ 繁城之下 (際立つ美学) 8.5
・ 尘封十三载 (ぬくもり) 8.1
・ 云襄传 (正統派武侠) 7.3
・ 画眉 (バランス) 5.9
※ 開端 (優秀プロット) 7.9
・ 回响 (濃密度) 5.9
と、まぁ総じて高い数字にはなっているが、大分低いのもあるね(笑)
そして自分のリスト入りはしなかったが、SNSで目にした範囲での昨年日本に於ける人気作をみてみる。
…う~む、あまり高くはない。ここは自分の感覚と合っているということになるのかな。
また、過去作でしばしば高評価の引用をされるのはこちら。
・『琅琊榜 〜麒麟の才子、風雲起こす〜』 9.4
この数字は『ロング・シーズン』漫长的季节 の 9.4 と共に10年に一度の佳作といわれる根拠になっていると思われる。
両作とも面白かったし秀作には違いないが、正直なところそこまででは~という感想(汗)
因みにロング~の監督はポイントが出た瞬間30分間泣いたという。やはり制作者にとってはそれ程の重みのあるものなのだな、と再認識した次第。
2020年代の高評価作品ラインナップは?
豆瓣トップページから検索で絞り込んでみてみた。
やはり『ロング・シーズン』漫长的季节 9.4 がトップに君臨している。
個人的に過去作でベスト10に入るであろう『ロング・ナイト』沈黙的真相 9.0 もベスト5圏内。
それよりもっと好きな『バッド・キッズ』隐秘的角落 は 8.8 と少し下がる。やはりこの辺は個人によってズレが生じるところなのであろう。
リストをみると『狂飙』と並んでいる『繁城之下』は、是非とも上陸を期待したい。本当~に面白かったので! すごく視聴率取れそうな人は出てないけど、きっと良さを分かってくれる人は多いんじゃないかなぁ。
というより、わたしが超難解なプロットを日本語で100%理解したい(笑)
ついでに陳暁主演の『尘封十三载』と『云襄传』も良作なので、どこかの配給さんが買ってくださることを切に願う!
たかが豆瓣、されど豆瓣?
個人的にはオスカーみたいなものかなーと思っている。
良作は総じて高めのスコアを付けることに間違いはない。ただそこには必ず主観が入っているので人によって自分の観た感想と評価との間に隔たりが生じる。誰もが一様に面白いと感じるものではないはずだ。
だが一旦高いスコアが付いた作品は「佳作」というレッテルが貼られ、それが定着し、あの作品は面白いよ!と人に勧める時の裏付けになっていく。人によっては鑑賞の動機になるだろうし、個人的評価の底上げ材料にもなるかもしれない。
ニワトリが先か玉子が先か…みたいな?
大事な数値には違いない。だから制作者誰もがいい数字を取りたいのだろう。
なので、自分が視聴する時や観た後であまり参考にはしないけれど、世間では大事な数字だということは心得ている、というところで締めたいと思う。
点数で優劣を付けることがあまり好みではないわたしの、個人的感想でした~笑
兎にも角にも、推しの「初めての単独主演ドラマ」にまずまずの評価が付いたことに安堵し、嬉しく思っています。もちろん、もっともっと高くてもいいのですが!(笑)
『追风者』は思い入れあり過ぎて、マトモな文章を書ける自信がないけれど、そろそろ始めようかなとは思ってます。
長文になるのは必至ですが、またお時間あったら遊びに来てくださいね!