『花间令』 中国ドラマ 鑑賞記録
鑑賞の動機はずばり 刘学义の美、であります。それだけです(笑)
検閲に引っかかりそうなアブナい目隠し動画とか流れてきて、抵抗力ゼロの状態で視聴開始。
でも美はそれだけに留まらず、女主 鞠婧祎の破壊力も凄かったです。
そのドラマの感想は…!(まともな文章にはならないと思いますw)
とにかく美しくて
初っ端から画像の貼り付けで始める節操のなさをお許しいただきたい。
実際、主演二人に目を奪われっ放しでストーリーがイマイチ頭に入ってこなくて困った。
潘樾 を演じる刘学义は 美形中の美形だと思う。並の美しさではない。整っているとかいないとかのレベルではなく、造形として完璧。凛々しい眉の下に大きな二重の目。真っ直ぐ長めで男らしい鼻。厚すぎず薄すぎないはっきりした唇。程よく力強い顎のライン。いや~ 綺麗。
年齢的にも30代前半、若さと落ち着きの程よいブレンドが堪らない魅力だ。骨を感じさせる佇まいに似合わぬソフトな声もいい。その上演技力もあってアクションは決まるし、時折見せるコミカルな表情は整った顔立ちとのギャップにキュンなのである。
対する女主、杨采薇と 上官芷の二役をこなす 鞠婧祎も、負けず劣らず美しい。まぁ男女なので、美の本質は別物なのだが。
何しろ目が、大きい。顔全体の面積の何分の一あるのだろう?とアップになる度イチイチ考えてしまう。しかも上も下もまつ毛が長くて、クルリンと目を囲んでて…一体どうなってるの? と顔に目が釘付けになってしまい、台詞が入ってこない笑
彼女の場合、スタイルも凄い、というか細い! 本作独特のヒラヒラ、フワフワした衣装がこの上もなく似合う。この女優さんが映えるようにデザインされた衣装なのかな。古装ではあまり見ない胸元が開いたスタイル。その下にTシャツ状のアンダーが見えていて、その中間にこれまたセクシーなホクロがひとつ。完璧だ。
一応ストーリー
も、書いておこう(一応ってw)
判事の 潘樾は幼馴染の 杨采薇と相思相愛だったが、陰謀で 杨采薇一家は惨殺の憂き目にあい、お互い離れ離れとなる。家族の中で一人生き残った 杨采薇は厳しい生活を強いられ、顔に大きな傷を負ってしまう(そのパートを演じるのは 郑合惠子)。検視官に育てられ、自らも優秀な検視人となって機知に富んだ素敵な女性に成長する。
潘樾は友人の 上官兰(张睿 演)の妹 上官芷に執拗に想いを寄せられている。発見された 杨采薇に嫉妬した彼女は自分と「顔」を取り換えてしまう。
その、顔が入れ替わった 上官芷は、メインプロットの陰謀により敢え無く殺害されてしまう。ここから 杨采薇は 上官芷の顔で 上官芷として生きていくことになる。しかし周囲は殺害されたのは 上官芷ではなく 杨采薇だと思っているので、ややこしい。
当然、潘樾も愛する 杨采薇が亡くなってしまったと思い込んで憔悴し、一気に白髪混じりになってしまう。
さて、ここから 潘樾はいつ身近にいる 杨采薇の存在に気付くのか。そもそもの 杨一家惨殺に繋がる背景の陰謀の黒幕は誰なのか。という謎解きが始まっていく。
短い事件がいくつか連なる構成で、一つ一つ解決しながら最終的な悪に迫っていくという展開だ。
サイドストーリー
闇社会を牛耳る四大宗族がストーリーに起伏を持たせ、恋愛パートが花を添える。
杨采薇とは飲み友達で、彼女を愛している銀雨楼少主の 卓澜江(李歌洋 演)が物語を引っ張る形で活躍。 百花官宮主の青帝(徐百慧 演)も大事な役処。
杨采薇の友人である 白小笙(吴佳怡 演)は 卓澜江のことが好き、という三角関係だ。
他、元は 上官芷の侍女で今は実質 杨采薇に仕える 凌儿(丁洁 演)と 潘樾の従僕 阿泽(漆培鑫 演)の淡い恋も描かれる。
潘樾は判事、杨采薇は検視人なので、二人力を合わせて事件を解決していく。時折おぞましい描写が混じるが、解決の手法は割合あっさりとしてて迫力は今一つに感じた。やはり本作はラブストーリーが主軸といっていいだろう。
ここまで外見が凄くない俳優(表現w)が演じていたら、サスペンスパートにももう少し見応えを感じたのかもしれないと思う。如何せん主役二人の顔がいい。よすぎる。
ラストの思わせぶり描写への賛否両論はあるものの、メインプロットの回収はスッキリまとまったし、余韻を持たせる形がこのドラマのテイストらしくて、終わり方としてはよかったのではないか。脇役の最期など、細かいところではもう少し納得できる展開を望む部分もなきにしも非ずだが、まずまずの脚本だったと思う。
最初から最後まで二人に見惚れて観終わりましたが、満足なドラマでした。
刘学义は今後も出演作が続くようなので、楽しみです!
お読みいただきありがとうございました。