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アルゼンチンタンゴやってて思うこと(個人的なつぶやき)

アルゼンチンタンゴは私にとって、私を自由にしてくれる媒介なんだなって、最近ふと思いました。

普通に台湾や日本で生活してると、恋人や家族でもない人と15分もの間抱き合ったままコミュニケーションとるとか、あり得ない。
でもタンゴは私にとっては、抱き合ってコミュニケーションをとる一種の会話方法。
だからこそ、心をオープンにして踊ってくれる人とはまた踊りたいと思う。しかもこの会話法の魅力的なところは、心がダイレクトに伝わる部分で、より直接的に相手のことが分かったりする。

色んな人、います。
自分のことしか考えてない人、音楽を純粋に楽しむ人、相手と楽しい時間を共有したいと思ってる人、緊張しちゃって全然うまくしゃべれない(=踊れない)人、とにかく相手の状態を細やかに感じとる人...。

私はというと、相手の心に寄り添った交流がしたいなと、いつも思っています。
この人は今どんな状態にあるんだろう?
あれ、疲れてるのかな?悲しいことがあったのかな?優しい気持ちで抱きしめてあげたいな。
あ、この人はこの曲すごく好きなんだな。一緒にこの曲を思いっきり楽しもう!
そんなこと感じながら、踊っています。

で、冒頭にある「自由にしてくれる」の部分ですが...
現実の世界では、タンゴみたいに純粋に身の周りの人々に接することが出来ないなと感じています。

例えば、元気のない同僚にとくに関心をもったり、抱きしめてあげたいと思っても、相手に変に思われたり、周りに勘違いされたり、さらには社会的な価値観でそういう行動を判断されたりするので、心配になっても社会的価値観に縛られた行動しかとれない。

でも、タンゴを踊っているときだけは、純粋に心で感じたことを何も考えずに相手に返せる...
そんなところが、私にとって魅力的なダンスだなぁと最近思います。

#アルゼンチンタンゴ #思うこと #つぶやき

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