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【運動の神話】1つづつ深堀する

運動の神話の続きです!


本書中で12個の神話(世間が当たり前だと思っているけど違うこと)がためになったのでまとめておきます。

前回、12個の神話に関して整理をしました。

12個の神話

①私たちは運動するように進化してきた
②怠惰に過ごすのは不自然だ
③座る事は本質的に不健康である
④毎晩8時間は眠らなければならない
⑤正常な人間は持久力のためにスピードを犠牲にする
⑥人類は極めて強靭になるように進化してきた
⑦スポーツすなわち運動である
⑧ウォーキングで体重は減らない
⑨ランニングは膝に悪い。
⑩歳をとって体を動かさなくなるのは正常なこと。
⑪とにかくやれと言えばいい
⑫運動には最適な量と種類がある

今回から1つづつ詳細をまとめていきたいと思います。

①私たちは運動するように進化してきた

→ 本来の人間の生活は生涯を通してほぼ毎日長時間に及ぶ過酷な肉体労働に矜持をしていた。なので結果的に運動ができるようになっている。すなわち運動するようには進化していない。

人間としての正常な反応(狩猟民族の反応)は、「 1日7時間の軽い運動と1時間の活発な運動」である。
なので一般人でも一日1から2時間歩くだけで運動量は達成できる見込みである。
現代では、エレベーターやエスカレーターなど運動量の省エネが捗りすぎているため、意図的に運動をする必要がある。

②怠惰に過ごすのは不自然だ

→怠惰に過ごしてもカロリーは消費されるので自然な働きである。

人間の毎日消費するエネルギーの3分の2近くは安静時の代謝に費やされている。
人間は何もしないことによってカロリーを節約して生き延びようとする。
安静時であれば人間は代謝する量を選択することができるのでより効果的に生き延びるために体の機能を働かせることができるのです。

また、生物として繁殖と保存を命題としている場合、それに伴わない活動を抑えようとするのは自然な働きであると考えることができます。

そんな感じでまとめてみました!

次回は「③座る事は本質的に不健康である」から整理をしていきたいと思います!

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