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伝記は心のビタミン
「本は心のビタミン」という言葉があります。
誰が言い出したのかはよく分からないのですが、類義語がたくさんあって、要は「本を読むと心が元気になるよ」と。
どんな本が心のビタミンになるのか?
きっと人によって違います。マンガだったり、小説だったり、古典的名著だったり、人によっては特定の本だったりするでしょう。
もしかしたらそのときどきでも違うのでしょう。
今回は、私にとって伝記が心のビタミンになった話。
こちらの本です
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図書館で借りてきた本。15年前くらいの新書です。斎藤孝さん、結構知っている人は多そうですが、今回はそこは置いといて・・・
この本を一言でいうと「偉人から学ぶ」。偉人の仕事や生き方のルールから学ぶ本です。出てきた偉人は順に、エジソン、カーネギー、渋沢栄一、豊田佐吉、小林一三、フォード。偉人一人につき10程度のルールが紹介されていて、何人かの偉人のルールが近くておもしろかったりします。真似したいところと、気持ちだけ真似したいところとがありますが。
ルール一覧を紹介するだけでもためになって、実際私はノートに全部メモしましたが、それを羅列するのは商売の邪魔だと思うので(笑)今日は「ここがビタミン」と思ったところを2つだけ紹介。
ビタミンその1:理想を抱き、自分を信じる
私は理系なのでエジソン、豊田佐吉、フォードの話が気に入りましたが、3人ともに共通するのは理想を持っていたこと、そしてその理想は当時の社会で手放しに賛成されるものではなかったこと、です。
3人とも、今でこそ偉人ですが当時は理解されないことも多くお金に困ってたりもしてました(フォードの自動車の障害がエジソンの電気(自動車)だった、というのはおもしろかったです)。でもそこでめげずに自分を信じたことで協力者を得て、最後は成功させる。
・・・誰もが手放しで良いと思うことをやる人はただの小賢しい人、世の中からジャンプした理想を作ってやり切る人が偉人。理解されない、苦言を呈される、って実はチャンスでもあるのかも。
ビタミンその2:正しい手順
渋沢栄一。様々な事業を興しているが、その順番は考えられた正しいものだった。ベースから拡張へ。
ともすれば華やかな拡張が評価されるが、ベースを大切にしよう。
近い世界を求めるようになる・・・
昔は「織田信長」とか「諸葛孔明」とかだったけど、バトルとか遠い世界ではなくて近い世界にビタミンを求めるようになる・・・エジソンは昔から読んでたけど。