見出し画像

研究開発の仕事(4f)ISO規格に則った運用って?

今回はISO規格の「8.運用」に関する話。


品質 ISO9001 と他2つ(環境 ISO14001 &労働安全衛生 ISO45001)で異なる内容

今回はいきなり中身を書き出してみましょう。
ISO9001

ISO14001 & 45001

実際にはすべて重いのですが・・・ISO9001が圧倒的に重そうです。
環境と労働安全衛生は、装置や設備がベースで、そこに対して監視を続けていく。一方で品質は装置や設備もありますが、そこから出てくる製品も監視する、ということで、項目が増えています。

基本的には「7.支援」の中で決めたことを守ること

記録を定期的に、定められたとおりに、しっかりとつけ続ける、という取り決めなので、ここの項目では記録をしっかり管理し続ける、というのが活動になります。そして、定められた保管期限が切れた記録はしっかり捨てる、というのも大事になります。

ISOとKAIZENの悩ましい関係

規律が取れた組織の象徴、ISO。日本が世界に誇るKAIZEN。
向いている方向は同じなのですが・・・
KAIZENで文書に写真を使って分かりやすくしたり、特に最近は動画にしたりすると、ISO文書管理的には悩ましい事態に。
どう組み合わせていくか。今後の課題です。

次回は4/22(月) 朝6時頃


ISOに関して最近読んだ本
考え方は近かった(タイトルは「逆説的」と著者が)。本文中で触れた、KAIZENとの関わりについてもヒント的なことが。


参考記事


マガジン

いいなと思ったら応援しよう!