【冬のイベントシーズン到来】ブースでアテンドする若手の皆様へ
いよいよこの季節が来ました。今週くらいから1月末頃まで、東京方面で様々な展示会が開かれます。
きっとブースでアテンドする若手の方も多いでしょう。今日は注意事項を話しとこうと思いました・・・海外VIPをアテンドする方は別ルールになりますので、今回は見込み顧客開拓を目的とする皆様へ。
大前提:展示会に来る人間に、基本決定権はない!!
日本企業の悪いところですが、展示会に行く人間に何も決定権を持たせていません。決定権を持つ人間が忙しいから代わりに行って情報収集してこい!・・・ならまだ良い方で、後のこと何も決めてない、が大半です。
最近は主催者も敏感になっていて、一般的に決定権がありそうな課長以上に「VIP」を与えたりしていますが、結局部課長も現場を知らなかったりするのでトップダウンは簡単にひっくり返されて・・・
のめりこむと裏切られます(笑)
じゃあなんでアテンドするんだ?
相手への情報インプットに特化しとく
ブースに寄る以上何かしらのつながりはある、けど今じゃないかもしれない・・・相手にインプットしとけば数年後何かあるかも。まあなんだかんだで人は知ってる相手から物を買うので。
残ってほしい文化ではありますが・・・コンパニオンさんがモノを渡す、というのは、いざ買う段になると理由の説明がつかないので、そこはアテンドする皆さんの力だったり印象です。
こういうやつは捨てとけ、こういうやつにアクセスしろ!!
偏見と経験です(^O^)
寄ってきていろいろうんちくしゃべるやつ・・・こういうのは昔話したいだけなので、いろいろおもしろそうなことを言うけどラインはずれている可能性が高いです。話を合わせといてアンケートだけ取ってどっかに行ってもらいましょう(^O^)
逡巡して声かけようかどうか迷っているやつ・・・話を聞いてみてもいいかも。可能性としては2:8・・・1:9・・・0.5:9.5くらいかもしれません💦が、たまに具体的な課題を持ってきていて迷っている可能性があります。うまく合えば、選定過程の主導権を握れるかも。
一通りサッとブースを見て回ってから声をかけてくるやつ・・・具体的に案件を持っていますが、多分対抗馬の一つにされています。なんか本命いるな、と思いつつ、話から逆転策を引き出せればすごくおもしろいです。
「〇〇さんいますか?」と言って来るやつ・・・は既に顧客か商談中(^O^) ○○さんに連絡を。
あなたがこういうアテンドさんだと上に説明しやすい(本音)
商品に圧倒的な差があるならまだしも、あまり差がない場合、技術的なサポートの可能性、特に営業さんや技術営業さんがその商品好きそうかどうか?語れる何かがあるか?多少の差なら「技術的、サポート可能性」という言葉でひっくり返すことがあります。私たちは、多少安くても使えないと意味がないので使えるところへのサポートが期待できること、実際には最初のブーストになってくれそうなこと、要は技術オタク的な意味で気に入った会社かどうかで多少の評価点をひっくり返します。
どういう人だったら嬉しいかな?というと、まずはこっちの話を面白がってくれる人・・・というと最初の「積極的に話してくるやつは無視しとけ」と矛盾するので(笑)こっちの悩みポイントに何かアイデアを一緒に考えてくれる人・・・実際そこが気に入って社のデファクトスタンダードにしちゃった💛という商品もあったりするので。
今週展示会に遊びに行きます!
文字通りです。案件持ってないので、無視してください(笑)