在宅勤務のお作法
昨日、久しぶりに在宅勤務しました・・・
最近、オフィス回帰のニュースをよく見るようになりました。
まあそうなるだろうな、というのが予想できたので、特に驚きもなく。
若い頃の思い出
昔、裁量労働という、コアタイムも労働時間の義務もない自由な働き方が係長クラスまで降りてきて、一瞬でそれがなくなったことがありました。ある部門で裁量労働の悪用がまん延して社長が激怒したとか・・・
今では幹部クラスとスペシャリストと呼ばれる一部の社員だけになった裁量労働・・・だが身勝手な使い方してるな、と思う例はちらほら見かけます。偉くなれなかったこっちが悪いだけなので特に何も言うことはありませんが・・・
なのでコロナ禍で在宅勤務が始まったときも、悪用する人間が続出するので永続することはないだろう、と思っていました。
在宅勤務の理由がおかしい人がいっぱいいる
周りを見ると理由がおかしい人がいっぱいいます。
家の都合で・・・そこはまあ、いろいろあるとして、それはあるにしてもその日に在宅勤務をするとどんなメリットがあるのか?それをろくに説明しないで在宅勤務やってる人が多い。それをよしとする会社も会社ですが、建前でも仕事上の理由を作らないで自律できるのかな?というのは大きな疑問です。
在宅勤務している人は基本「消える」
これは自分も自分の周りも所詮その程度の価値しかないから、だとは思いますが・・・
ノープランで在宅勤務をすると、特に必要な人以外は連絡しません。もしかしたら1人か2人には相手にされているのかもしれませんが、在宅勤務をしていても部署の半数以上が気にかけている人、というのは見たことがありません。
私が昨日在宅勤務をしたのは貯まっている書類仕事の処理だったので、間違いなく「消えて」いました。
在宅勤務の評価は在宅勤務中~在宅勤務明けにどれくらい状況が改善されているか、だと思う
結局、在宅勤務明けにどれくらいのアウトプットと動き出しができてるか、しか評価指標はないと思います。かつ、それをそれとなくアピールできることも。
例えばチームメンバーが、在宅勤務中にあることを一生懸命考えましたがまとまりませんでした、本日引き続き考えます、と言っても、「う~ん」としか言いようが・・・
在宅勤務こそ事前の段取りを
ここから本題、お作法の話。
私は在宅勤務で「消えずに」存在感をアピールし続ける自信はないので、何をアウトプットするかを事前に作っておいて、「確かに在宅勤務中にこれを作ってアウトプットしましたよ」で勝負します。・・・在宅勤務時間すべてを埋めるほどのアウトプットではなかったりしますが・・・
出社時は行き当たりばったり(もどうかとは思わなくもないが、突発仕事とか雑用が降ってくるので結構ごまかせる)で行けなくもないですが、在宅勤務こそ事前にやることの明確化を・・・ごまかしがきく雑用も在宅だと限られていますし。