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私が自己理解&実践プログラムに情熱を燃やす理由
『LIFE SHIFT CHALLENGE』という自己理解&実践プログラムをいま運営しています。
https://kodure-mba.puchigachi.com/2021/09/19/lifeshiftchallenge/
※10/10〆切!
この告知過程で聞かれたのが、
「なんでそこまで情熱をそそいでやれるの?」
そうだな、なんでだろ、とこのところ考えていたのですが、ちょっと思い出すことがあったので昔の話をさせてください。
かつて私はアーティストと仕事をしていた
私は1社目でレコード会社で働いていました。就職浪人してまで入った希望の会社で毎日とても楽しくすごしていました。
そして突然、2年目で花形部署の制作に異動しました。
制作宣伝&プランナーという音楽業界ど真ん中の仕事。アーティストの育成やその作品を広めるお仕事です。
とはいえ希望していたわけではなく、また(あまりに花形過ぎて)自分が制作に行くなど想像もしていなかったのですが、制作部長に気に入られていて一本釣りのような形で移りました。「えー!!2年目で制作とかありえるの!?」と降って湧いた幸運に驚くばかり。
音楽制作なんて経験ないし、とても自分のスキルがなにか役に立つとは思えない上、担当アーティストは(わたしにとって)神様みたいな人ばかり。。いやもう断るなんてできるわけない!!粉骨砕身してやるしかないでしょ!
もうこれはこの幸運に感謝して、私は自分を変えなければ!
できることはすべてやろう!!
この人達を売るためにできないこともできるようになろう!!
とほぼすべてのエネルギーと時間を仕事に注ぎました。
とはいえ、本当に右脳的な職場で、よくわからないものを形にする仕事でした。いまでも説明しにくいです。
制作の流れや方法のようなものはある程度教えてもらいましたが、大切なことは先輩をみて学ぶしかない。というより自分で考えてやるしかない。
部署の先輩たちもクリエイターのような人たちで、情熱や感性や感覚やノリやタイミングが命。なんせブームを創るんですから。知識やスキルももちろん大切だけど、なにより情熱がなければそもそも相手にされない。熱量やオーラでも伝えられなければ相手もいいものを出してこない。
ミュージシャンやクリエイターや会社の先輩たちと蜜に仕事をするうちに、ノンバーバルコミュニケーションやオーラや情熱での説得、そういったよくわからないものが必然的にレベルアップした数年間でした。
(いまだにあの仕事の大切な要件がよくわかりません)
魂が震える経験
そしてそんな右脳現場の中で何度も、心が震え、魂が震え、支えたい!と思えるようなことに出会いました。
自分のやりたいことと状況の差に、ポツリと悔しさをにじませつつさらなる挑戦を誓う打ち合わせ。
ある質問をきっかけに、自分の本質を掴みかけて、5分以上無言になって答えを絞り出したインタビュー現場。
打ち合わせの待ち時間にギターをつま弾きながら、見えない言葉をつなげようと意識が飛んでいる様子。
パーソナル過ぎて嫌だと言っていた曲を歌ったときのなにかを昇華したような面持ち。
イマイチな歌詞のリテイクが、次の日驚くレベルで出てきたときの感動。
深い深い本人の核のような言葉や音が出てきたときの驚き。
こういう「あーすごい」と思う状況をたくさん味あわせてもらいました。
人の心を動かすものを作ってもらうために、深く語り合ったり、本質を問いかけたり、こうしたらいいんじゃないかと(あさはかでも)自分の意見を伝えたり、集中するための時間を作ったり...。
出来得る限りのサポートや背中押しが大切な私の仕事でした。
そして、この「あーすごい」を味わうためなら、どんだけでも頑張れるなとつくづく思ったのでした。
内面の深いところに触れたとき私の心は震える
紆余曲折ありこの仕事はやめたんですけど、私の中ではやっぱりこのときの感覚が本当に大切なものとして残ってるんです。
人が、自分の内面と真剣に向き合い、なにかの形で表現がでてくると、私の魂は震えるんです。サポートしたい、と私自身が震えます。
ああ、この人は自分の核を掴んで伝えようとしているな
ああ、この人は自分の見たくない部分も受け入れて越えようとしているな
ああ、この人は過去を消化して大きいものにしようとしているな
そういった経験の消化や個性の発露、新たな扉が開く様子を見ると、私は敬虔な気持ちになり、ただただ格闘への尊敬とその場に立ち会えさせてもらった感謝ばかりが出てきて、同席できたことの幸せを噛み締めます。
わたしは、とにかくこの流れが好きなんですよ。
なので、『LIFE SHIFT CHALLENGE』はわたしにとっても自分の魂が震える、喜びにあふれるものでもあります。これも私の一つの自己理解です。
自己理解で本質を捉えると、人は輝き出す
LIFE SHIFT CHALLENGEの最後には、マイライフトークという自分のライフキャリアのすべての棚卸しとこれからについて話すワークがはいります。
ここに立ち会う度に、心が動きます。
「あーすごい」
何度つぶやいたことでしょう。
参加メンバーの心の深いところに触れて喜びを感じ、自分と格闘した経緯に尊敬と、そしてその人の軸を掴みだす場に立ち会い少しでも貢献できたことに喜びを感じてきました。
内省と表現。自己理解と実践。
何かを作るプログラムではないですが、その表し方が違うだけ。
そしてどんな人でも、自分の本質はつかめる。
内面に向き合い自分の核を掴み、実践することで、新たなあなたの扉は開きます。そのタイミングに、同席させてください。
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【第2期締切間近!】
ワーキングマザーのための自己理解&実践プログラム
『LIFE SHIFT CHALLENGE』の詳細はこちらから!
https://kodure-mba.puchigachi.com/2021/09/19/lifeshiftchallenge/