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「教わる素質」とは何か
他人の真似をすることを「プライドを捨てる」と感じる人も多いのではないでしょうか。かくいう私も若い頃は自分の考えややり方に固執し、うまくいかないことを周りのせいにしていた時期もありました。結果は悲惨でした。
今回は、私の経験を通じて成長の最短ルートは「できている人の真似をすること」というテーマで皆さんとシェアしていきたいと思います。
「学ぶ」の語源は、「真似ぶ」
「真似」の語源には諸説あるみたいですが、学問を習う「学ぶ」という言葉と深いつながりがあると言われています。
それは平安時代を中心とするの古典を紐解きますと「真似ぶ(まねぶ)」という「みやび言葉」が現代で言う「学ぶ」の意味として使われていたそうです。
「真似」とは「真に似せること」「“学ぶ”という言葉の語源は“真似ぶ”、つまり真似をすることである。」
最初からオリジナリティーを求めるのではなく、まずは何かの真似からスタートする。初めから独自のアイデアを持っている人などどこにもいない。まずは徹底的に他人の真似をしたうえで、そこから感じた何か、その先に見える何か、それがオリジナリティーなんだと。
型から入る
野球やゴルフの素振りなど、スポーツではトレーナーから教わる通りに体を動かしてみること。自分にとって有益なことは自然に身についていきますし、なじまなかったら捨てればいいです。
この「自分に合うか、合わないか」を判断するまでに徹底的にモデルを真似することが重要です。
守破離という言葉がありますが、なかなか「基本を習得する」というレベルが疎かなまま、アレンジしようとしてしまうんですよね(過去の私)。
素直が一番!
Panasonicの創業者・松下幸之助さんも成功する要因として「素直さ」を一番にあげています。私自身も、成長するためには『アドバイスをされたことを受け入れて実行すること』が大切だと考えています。
ただ、その教えに従って行動をしても成功するスピードが明らかに違ったり、最悪結果が出ないなんてこともあります。最初の頃は知識もないので、アドバイスを聞いて実際に行動をしてみることは凄く大切です。
ただ、思考停止の状態で言われたことだけをやってると、「なぜうまくいったのか?」「次につなげるためにはどうすればいいのか?」など自分自身の能力の蓄積にはなりません。
「なぜこれをするのか?」という目的をしっかり理解したうえでどんどんアドバイスされたことを実践していきましょう。
まとめ
『我以外皆我師』剣豪・宮本武蔵さんが残した有名な言葉があります。簡単に言えば、「自分以外の全てはみんな師匠である」という意味です。
日々の出来事だけでもほんの少し考え方を意識を変えるだけでも学べることはたくさんあります。
今日も一日、大いに学びましょう!
Let’s Action!
✅真似ることをためらわない!猿真似結構、コケコッコー!
✅基本を習得するまでは決められた型を守って、繰り返し訓練!
✅アドバイスされたことは素直な心でLet’s Action!
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![上村 勇気|note浪士/週刊note紀行編集長](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/55950607/profile_35f9cc4b3679288fb03ea09c1e3c4ed2.jpg?width=600&crop=1:1,smart)