後悔なく生きるためにすべきこと
死の直前、人が最も多く後悔する5つのことについて『死ぬ瞬間の5つの後悔(作 ブロニーウェア)』ではこう書かれています。
「死ぬ瞬間の5つの後悔」
①自分に正直な人生を生きればよかった
②働きすぎなければよかった
③思い切って自分の気持ちを伝えればよかった
④友人と連絡を取り続ければよかった
⑤幸せをあきらめなければよかった
後悔しない人生を歩むためには、自分の心に正直に生き、すべての幸福に感謝することが大切なのだと思います。
今回は、周りにいる人生の先輩から聞いた話から、私自身が心がけようと思ったことをまとめましたのでシェアしたいと思います。
働きすぎなければよかった
もちろん、長時間労働をいとわず、時間を忘れるほど仕事に没頭し、昼夜を問わず働き続けたような経験がある人もいるかと思います。20代後半から30代前半の私もそのような状態でした。
しかし大抵の働き手は健康を損なったり家族との時間を満足に取れないほど働くことを望んでいないかと思います。できることならプライベートとのバランスを取りたいと考えているのではないでしょうか。私自身も結婚をして子どもを持った頃から仕事とのバランスに悩んだこともありました。
私の父親もサービス業で定年までほぼ働き詰めだったため、家族全員で旅行や遊びに行った記憶はほとんどありません。旅行の写真にも父親はほとんど姿がありません。大体、母親と祖父母と兄弟しか写っていません。
定年した父親と酒を酌み交わすことが増えましたが、子どもが小さい頃に一緒に旅行や遊びに連れて行けなかったことをとても後悔しているとのことでした。やはり、何かを犠牲にして働きすぎるのは後々後悔するんだと思います。
自分に正直な人生を生きればよかった
これは、自分の価値観を優先するというニュアンスで私は捉えています。例えば、「家族との時間を大事にしたい」「子どもの成長を近くで見届けたい」と思っている方が、会社からの単身赴任の辞令が出た際に、正直に事情を説明して断りを入れるのか、泣く泣く赴任先で一人寂しい生活を送るのか、というような場合ですね。
もしかすると断ることで当面の出世は見送りになるかもしれない。最悪、降格されることも考えないといけない。でも、自分にとって今は家族との時間を大事にしたいのであれば正直に打ち明けたことがいいこともあります。
後悔する人の場合は、自分の価値観の優先順位が明確になっていないため、会社や周囲に流されてしまっている可能性があると私は思います。
チャレンジすることをあきらめなければよかった
幸せをあきらめる、ということは自分自身の未来の可能性に蓋をしてしまっているような状態になってしまった場合かと思います。
未来の可能性に蓋をするというのは、チャレンジすることをあきらめた時と言えるのではないでしょうか。「どうせ私なんか」と卑下する前に、小さな一歩を踏み出して変わることもあります。
いくつになっても新しいことにチャレンジしている人は、イキイキしています。日々をイキイキ過ごすことが日々の充実感に繋がり幸せを感じることにつながっていくのではないでしょうか。
まとめ
毎日の生活の中でも判断すべきことは無数にあると思います。その中で「この判断って後悔しないか?」と自分自身に問いかけ続けることで将来後悔しないような人生にしていきましょう。