のばといあんのおともだち
本日は「ひかるちゃんとえほんをつくろう!第3弾」でした。
第2弾でうまれたキャラクターを活かして、新しいものがたりをうみました。(本日12時半に完成、、、ぎりぎりの自転車操業です。笑)
こどもたちがどんな想いでこのキャラクターをうんだのかを想像しながら、なるべく意に沿ったものがたりづくりを心掛けたつもりですが、ウェビナーでのよみきかせは反応まで拾えないところがちょっと残念かもです。
(聴いてくれているこどもたちのお顔が映ると嬉しいですね)
第1弾は、絵のない創作絵本のよみきかせをさせてもらって、そこから浮かんだイメージの主人公たちを絵にしてもらいました。
第2弾は、絵のある創作絵本のよみきかせをさせてもらって、そこにでてくるキャラクターたちのお友達をつくってもらいました。
そして、第3弾は、第2弾でうまれたキャラクターたちのサイドストーリーから展開しました。
まだ1度も参加してないおこさまたちも十分楽しんでもらえるように、再度、絵のある創作絵本のよみきかせをしたうえで、そこから生まれたストーリーのよみきかせ、そして、そこからうまれたイメージやストーリーをこどもたちと創りました。
どんどん新しいキャラクターが誕生し、さらにあちこちに悪の組織がうまれたり、、笑、、 きっと、こどもたちにとって、ただただ平和に物事が進むよりも悪が生まれることは必要なことなんだなぁ、、、っと画面の前に描いた絵をみせてくれながら語ってくれる姿をみておもいました。
この世界にひとつしかないオリジナルのえほんをYes,Andで生まれていく時間は、やっぱり、これからも続けていきたいと思います。
本来ならやっぱり対面が楽しいんだろうなぁ~
でも、こうして、オンラインだと、全国各地(今日は、葉山、福井、大阪、京都から、総勢、、8人かな?)がご参加くださり、つながり、、 人がつくったキャラクターについてのものがたりを聴いているのも楽しそうです。
ということで、以下、第2弾から生まれたこどもたちのキャラクターで創った「のばといあんのおともだち」という創作絵本になります。
ご堪能ください。
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ここは「うちゅうフルーツ」って星。
実は、ひっそりと地球のとなりにあるんです。
うちゅうフルーツに住んでいるフルくんは、いつも望遠鏡をのぞいては、
「あー、あの青くてキレイな地球に行ってみたいなぁ」とつぶやいていました。
フルくんにはみーくんという大親友がいます。
フルくんとみーくんはいつも坂道をコロコロと転がって遊んでいました。
ある日、いつものように坂道でコロコロ遊んでいると、大きな大きな穴をみつけます。
ふたりは、その穴にむかって、「おーい」と大きな声でよんでみました。
すると、、、、穴のむこうから「なーに?」って声が聞こえてきました。
そこで、ふたりは、もっと大きな声で「おーーーーい」とよんでみました。
すると、また、さらに大きな声で「なーーーにーーー?」と大きな声が返ってきました。
そこで、ふたりは勇気を出して、その穴に飛び込んでみました。
すると・・・・・・・
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さて、ここは、のばといあんのいる地球です。
今日はのばといあんのクラスにうちゅうフルーツの星から転校生がやってきました。
名前はうさちゃん。
うさちゃんにはとっても仲良しのキイウくんというお友達がいます。
ふたりはいつもうさちゃんのお家で折り紙を折って遊ぶのが大好きでした。
だから、うさちゃんは転校するのがとてもかなしかったんです。
悲しいお顔をしたうさちゃんのまわりにみんなが集まってきました。
やさしいねねちゃんが大好物のブドウを分けに来てくれました。
「ねぇ、うさちゃん、ブドウってすっごく美味しいんだよ。おいしいものを食べると元気になるよね」
そういって、ねねちゃんがかごいっぱいのブドウを机の上におきました。
そのブドウの中に、目がいっぱいついたブドウがでてきました!
「わーー!僕を食べないで!!僕は、宇宙フルーツから来たプーグレっていうんだよ」
「わーー、びっくりした!!えっ?宇宙フルーツから来たの? わたしも、宇宙船に乗って、一週間かけて昨日引っ越してきたんだよ」とうさちゃんが言いました。
「僕は、宇宙フルーツイチながーい坂道の横にある穴から落っこちたら、地球の公園につながってたんだ」
「えっ?!ほんとに?! その穴をみてみたい!」
「じゃぁ、これからみんなで公園にいこう」
とクラスのリーダーのらーたんが言いました。
らーたんは、とても優しくて強いので、のばといあんの学校の人気者です。
らーたんにはライオンちゃんというとってもかわいい妹がいます。
ライオンちゃんはらーたんが大好きで、いつもらーたんの後ろにちょこんとついてきています。
ライオンちゃんは鬼ごっこが大好きだから、公園に行くのは大賛成です。
らーたんのおかげでみんなは仲良しです。
公園では、いあんのお兄さんのりあんがカラダを鍛えていました。
りあんは、わるいひとたちからこどもたちを守るために、いつもカラダを鍛えています。
おばけの島から来たやっくんとへんなんも大好きなすべり台の下で遊んでいます。
やっくんはいつもおやつを入れた荷物を抱えています。
カメのりょーくんは、うーたんをみつけてさっそく公園中をかけっこをして遊び始めました。
その公園の端っこの方で黒色のリスのリックが大きな穴を眺めていました。
リックの家族はいろんな色をしています。
リックは、自分がどうして黒色に生まれてきたんだろう、、、とちょっと悲しい気持ちでいます。
運動の好きなリックは、毎日、公園で運動をするのを日課にしているのをみんなは知っているから、今日はぼーっと穴を眺めているリックのことが気になります。
らーたんが聞きました。
「リック、なにか心配なことがあるの?」
すると、リックはこういいました。
「あのさ、この穴、二日前は、手のひらくらいだったんだ。
でも、昨日は、その倍くらいの大きさになっていていて、、
そして、今日は僕も入れるくらいの穴の大きさになっていて、、、 穴がどんどん大きくなっているのが気になって覗いているんだ」
すると、穴の向こうから声がきこえてきました
「おーーーい」
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さて、、、穴の向こうには誰がいるのでしょうか?
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