
イタリアへの旅:トスカーナ(2022年)【たべもの編②】
たべもの編①の続きです!
早いものですでに1年が過ぎようとしていますが、2022年の5月にRの実家があるイタリアのトスカーナへ行ってきました(緑あふれるお家の様子はこちら)。
さて、たべもの編その2を共有します!
毎週火曜日、ちょっと足を伸ばした町のCecinaでは、マーケットが開かれています。CecinaはRが高校時代を過ごした思い出の町。
前回はRの高校を訪問したのですが、今回はいろんな行政手続きなんかもしにちょこちょこ来ていました。その(おもしろい)様子はまた違う記事で書こうと思います。
マーケットで目についたのは、こちら。

ドライフルーツやドライトマトなど、たくさんの乾物?がありました!ついつい興奮して、たくさん買い込んだ私たち。なんと総額は70ユーロ超えというおそろしい結果に笑
金額をあまりちゃんとみないで量り売りで買っていたために、思わずRが「7ユーロだよね?」と聞き直すくらいびっくりな金額に。
今となっては笑い話ですが、Rはぼったくられたんじゃないか・・・と心配しだして、一旦は店を離れたものの、もう一度戻って金額の確認をしに行ったくらいでした。なんせレシートをもらっていないので金額も確認しようがなく。。
Rはこういう交渉とか問題を指摘するのが苦手なのですが、私は必要とあらばきちんと聞くタイプ(特に海外にいたらなおさらきちんと対応しないと、なめられて終わってしまいますからね)。
でも、私はイタリア語ができないのでRに任せるしかなく、こういうときに言語ができないもどかしさも感じました。英語だったら言い返せるのに・・・なんて思いながらRに任せ、結局は正しい金額だったようです(いまでもはっきりとは分かっていませんが)。
これはFratiというドーナツ。これ、めちゃくちゃおいしくて大好きになりました!1個1ユーロなのもいいですよね。
中に何か入っているわけでもなく、ほんのりレモン風味な生地をその場で揚げてくれて、あつあつ、ふわふわで食べさせてもらえました!素敵なおじいさんが作ってくれていたのも嬉しかった…💛

ある日は近くに住むご婦人(R母の友人)から日本料理を作って欲しい、と頼まれ、なけなしの材料や調味料で作ってみました。


なんせまともな調味料が売っていないので、しょうゆ、賞味期限が数年切れている怪しい味噌、白ワインビネガー、バターなどを駆使して仕上げました。

なんせ私の料理のレパートリーがヴィーガン、ベジタリアン食しかないもので、かなり苦戦しました。近くのスーパーではソイミートも売ってなかったので、欧米人には絶対うけるであろうソイミートの唐揚げもできず…。
けっこうコアな日本食(つまりは家庭で食べる日本食)になっちゃったので、反応はイマイチだったんじゃないかと思います笑
やっぱり欧米の味覚と日本の味覚って違うので、Rは日本食も大好きですが、必ずしも家庭的な日本食が万人の舌にうけるものじゃないんだよねーと思いながら料理していました。
Rの友人や家族が来ても、結局、トンカツや串揚げなど、肉&揚げ物が好まれることが多かったので、お土産選びや料理作りも毎回難しいものがあります。
ちなみに、スーパーで「寿司米」なるものを買ったのですが、めちゃくちゃまずくてびっくりしました泣
今思えば、イタリアの水道水は硬水なので、それで炊いたのも良くなかったのかもしれませんが、味気なくみずみずしくもなく、ちょっと白米として食べるのは辛いものがあるレベルでした…(でもRは味の違いに気が付かなかったらしく、それもショック笑)。
ちなみにこちらはCecinaの大きなスーパーにあった日本食コーナー。

え、海苔とわさびと米としょうゆしかない・・・!っていう笑
フィレンツェまで行けば日本食スーパーがあるようですが、電車で2時間もかかるので今後暮らしたとしも行くかどうか・・・。ローマのような大都市に行けばきっと、日本食や食材のオプションもあると思うのですが、やはりイタリアの田舎町はかなーり限定されていると思い知ったのでした。
イタリアでしたかったことの1つが、生搾りオレンジジュースを飲むこと!
スプレムータ(Supremuta d'arancia)と呼ばれます。私もタイミングを見つけて村の中心地にあるおばあさんのお店で飲みましたが、イタリアの暑さを乗り切れるだけのビタミンがたっぷり。疲れた体の癒しになりました。

こちらはRの高校時代の思い出の1つ。
お腹が空いた時は「お菓子」じゃなく、揚げモッツァレラとピザ生地の揚げ物です!笑
Rの高校時代もよく通ったという店に行って私も食べました。

こちらも量り売りで数ユーロで結構な量が買えます。
が、こんなのよく食べてたら心臓病になりそう。。私は怖くてたくさん食べられませんが、心配なのはR。移住後の食生活がイタリア式になって、太ったり心臓病や高血圧にならないかと今から心配になるくらい、揚げ物やチーズ、サラミがすぐ手に届くところにあります。。
とある日の昼食は、ナスとチーズとトマトソースのオーブン焼きです。

こちらも定番のイタリア料理。R母も料理上手なので、美味しい料理が出てきます(幸せ)。
この記事でたべもの編を終わらせようと思っていたのですが、1ヶ月もいると食べ物の紹介も大量になるものですね笑
その3に続きます!