『わが子がギフテッドかもしれないと思ったら』
こんばんは!
やっと桜も咲き始め、春な感じがしてきましたね。
この本を読むことになったきっかけは、就活相談はとても繊細な学生が多いことと小さなコミュニティでの信頼感系構築について学びたかったから。
子どももいないし、いまのところ予定もないし、ちょっと購入するのに勇気は必要でしたが、結果的に大変満足度の高いお買い物になりました!
おすすめしたい方は、親子や上司部下などの関係に悩む方、コミュニケーションに悩む方など。
ギフテッド!!!
どどどーん!!という言葉の迫力はありますし、もちろん特別な方々だとも思いますが、記載されている内容は万人にたいしても配慮すべきものにも思います。
権威ある先生方に怒られるかもしれませんが、多少恋愛ハウツー本の内容と被るところもあるような感じ。
でもそれくらい、繊細な子どもとどう向き合うのかを、かなり具体例多く、実践的に記載があるのがよかったです。
他人と比べずに評価を伝える方法、悩みの聞き方や導き方などなど。
アンダーアチーブメント
なかでも一番内容として気になったのが、このアンダーアチーブメントということば。わかりやすくいうと、自分の能力を隠したりばれないように、敢えて結果を出さないというもの。
私は就活カフェにいて相談を受けるなかでも、この子はこのコミュニティに所属するために本当の自分の意見は言えずにいるなって感じる学生がいます。みんなと同じではないことでからかわれたり、疎外されるのが怖いんだなぁと。
アンダーアチーブメントに慣れすぎてしまうと、本来の能力は発揮しづらくなってしまうそうです。社会にも学校にも、こういう同調圧力の影響は大いにあるのにも関わらず、あまり日本では伸びやかに成長できる環境は注目されていないような。
激しさと繊細さと優しさと
まだまだ成長途上である相手に対して可能性を最大限に伸ばすフォローということに私が大切だと思うのは、決して相手は自分ではないことを理解すること、そして理解しきれないことを理解することだと考えています。
相手の中にある激しさや繊細さは、私にどうしようもないところがある分、相手自身に気づいてもらったり、相手自身がで理解できるようになったり、セルフマネジメントができるように導く方法があると、この本は教えてくれます。
私の経験上、激しくて繊細な方々は、大変優しい印象があります。
自分で自分を壊さないようにマネジメントする方法を伝えることに関しては、もう少し勉強したいなと思いますね。
最後に
私自身も全然ギフテッドでもなんでもないのですが、いままで私の人生の中で、先輩後輩、上司部下などなどに「宇宙人」といわれて困らせたことが多々あります。だからこそ、自分のマネジメントは自分でするしかないと気がついてから、セルフマネジメントについての勉強には積極的です。
(適応力あるんですよ!レジリエンスもあるほうです。ただ、ひとこと多くなりがちなんです!←たぶんここ)
とはいえ、この本を読むと、家族を含め私を育ててくれた方々への感謝や偉大さを感じずにはいられません!
教育を学ぶと軽くいえないくらい、育児は大変なんだなと感じます。母は偉大なり。