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2024年、私が心を揺さぶられたニュース ベスト4

「もう驚くことなんてない」と思っていたら、世の中はまだまだ私たちを驚かせてくれますね。皆さんは今年、どんなニュースに心を揺さぶられましたか?

引きこもりがちな私でも、いくつかの出来事に心がざわつきました。

1.南海トラフ地震臨時情報に「で?」と思った人、手を挙げて

8月に日向灘で発生したマグニチュード7.1の地震に伴い、「南海トラフ地震臨時情報」が初めて発表されました。多くの方が「で、具体的に何をすればいいの?」と思ったのではないでしょうか。一部の人は慌てて米を買いに走ったとか。

実際、私もこの記事で触れました。

自治体や政府も手探り状態で対応しているようですが、やはり「やってみないと分からない」ものですね。この経験を活かしてマニュアル化が進み、いざという時の備えになることを期待しています。

それにしても、日本は本当に地震大国。新年早々に発生した大きな地震も記憶に新しいですよね。被災された方々のことを思うと胸が痛みます。

防災意識を高めても、避けられない災害もある。だからこそ、私たちは「諸行無常」を日々実感しながら生きているのかもしれません。

2.サプリメント、ちょっと疑ってみませんか?

皆さん、サプリメントって摂取していますか?

健康のために飲んでいたサプリが、実は命を脅かすものでした、なんて、まるでホラー映画のような話ですが、2024年には実際に起こりました。

小林製薬の「紅麹」サプリメントに有害な成分が混入し、多くの死者や入院患者が出てしまったのです。

(2024年12月時点で、小林製薬の報告によれば397人の死亡、545人の入院者※その後の調査で関連性なしとなった報告も多数)

詳しくは厚生労働省のサイトでまとめられています。

参考:厚生労働省 健康被害情報(紅麹を含む健康食品関係)

さらに問題なのは、小林製薬の対応の遅さ。 医師からの問い合わせを受け、問題を把握してから公表するまで、約2ヶ月もかかりました。

企業は、利益を追求するだけでなく、消費者の安全を守る責任があるはずです。 この事件を教訓に、私たちも「食品の安全性」について、もっと意識を向ける必要がありそうです。

サプリメントは健康に良いと謳われていますが、実はその規制は意外と緩いんです。「食品」扱いなので、医薬品ほど厳しい検査や認可が必要ありません。

にも関わらず、サプリメントは基本的に長期間摂取するものですし、成分も凝縮されているので、問題があると深刻な健康被害に発展しかねないんですね。この事件が、サプリメントの在り方自体に一石を投じるものになって欲しいと思います。

3.著名人の逝去で感じた世代の移り変わり

今年は、多くの著名人が亡くなられました。私がよく目にしていた方々の訃報に触れるたび、時代の移り変わりを感じます。

詳しくはNHKのサイトがまとめています。

私が子どもの頃から親しんでいた八代亜紀さん、鳥山明さん、中尾彬さん、ピーコさん、大山のぶ代さん、西田敏行さんらも今年亡くなりました。

ご冥福をお祈りいたします。

子どもの頃に親しんだ人たちがいなくなるのは寂しいものですね。でも、その分新しい才能や文化が生まれてくるのも事実。あなたの心に残る方は誰でしたか?

きっと、それぞれの心に響く思い出があるのでしょう。

4.メディアの変遷を象徴した兵庫県知事選挙

2024年の兵庫県知事選挙は、テレビとネット(SNS)の影響力が対比された選挙でした。SNS上での情報拡散や議論が大きな影響を与え、ネットが主役となったとも言えます。

私はテレビを十年以上見ていないので今さら感もありますが、これをきっかけにテレビ関係者自ら自分たちを「オールドメディア」と呼ぶ風潮が高まったように思います。

皆さんはニュース情報をどのメディアから得ていますか?

とはいえ、ネットの情報は玉石混交。 フェイクニュースや偏った情報に惑わされることなく、情報を正しく見極めるリテラシーがこれまで以上に重要になっています。

今回の知事選挙も、私が兵庫県民だったらかなり戸惑っただろうなと思います。拡散されるデマや印象操作により、一体何が真実なのか混沌としてしまいました。

まとめ 技術の進歩と明るい未来を願って

暗いニュースが多かったようにも思えますが、一方で2024年、生成AI技術の進歩は目覚ましいものがあります。

文章、音楽、画像、動画など、人間が手作業で行ったものと見分けがつかないレベルにまで達しようとしています。

大手企業同士の競争も激化し、新しい技術が次々と生まれています。直近では、アドベントカレンダーのように次々発表されたOpenAIの新技術も記憶に新しいです。それにカウンターで発表されるGoogleの新発表。

Microsoft(が出資するOpenAI)とGoogleはお互いにTEC業界の覇権を争ってきた企業です。この競争はまるでバーリトゥードのようで、見ていてワクワクします。

日本企業がこの競争にもっと積極的に参加できたらいいのになぁとも思いますが今のところ難しいのかな。おそらく、今まで通りガラパゴス化するんでしょう。

来年は、明るいニュースがたくさん聞ける一年になるといいですね。新しい技術や出来事が、私たちの日常をどう変えていくのか楽しみです。

皆さんもの心に残ったニュースはなんでしたか?

2025年が、私たち人類にとって、より良い一年となりますように。


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YeKu@エッセイとか書いてる
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