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実は続編がある懐かしの名作漫画5選

子供の頃楽しんでいた漫画の続編が出ると、宝物を見つけたような気分になります。

今日は続編がある漫画作品を個人的な趣味でいくつかピックアップしてみました。

皆さんが昔読んでいた漫画もあると良いですね。

地獄先生ぬ~べ~

『地獄先生ぬ〜べ〜』は、原作:真倉翔・作画:岡野剛による漫画作品です。略称は「ぬ〜べ〜」で、集英社『週刊少年ジャンプ』にて1993年38号から1999年24号まで連載されました。アニメ放映もされたので、見たことがある方も多いのではないでしょうか。

物語は、「鬼の手」を持つ霊能小学校教師の「ぬ〜べ〜」こと鵺野鳴介が児童を守るために、妖怪や悪霊を退治する学園コメディーアクションです。

友情、努力、勝利というジャンプ従来のコンセプトに加え、ホラー、都市伝説、怪談、ラブコメディ、教養、お色気など様々な要素を採り入れ、バリエーションに富んだ展開と個性豊かなキャラクターが繰り広げるストーリーで非常に幅広い年代から老若男女問わず多くの支持を受けました。

その続編として、2014年に発表された『地獄先生ぬ〜べ〜NEO』が現在も連載を続けています。

個人的には大人になった元童守小メンバーが感慨深かったり、原作でものすごい大恋愛を繰り広げた鵺野とゆきめのその後が見られて感無量でした。

ダイの大冒険

『ダイの大冒険』は、堀井雄二監修・三条陸原作・稲葉浩司作画による冒険バトルファンタジーの漫画作品で、1989年~1996年にかけて週刊少年ジャンプにて掲載されました。人気RPG「ドラゴンクエストシリーズ」の世界観・設定をベースに、少年漫画の王道を行く作品として、国内外で高い人気を誇っています。

物語は、魔王ハドラーが勇者に倒されてから十数年後の世界を舞台に、デルムリン島に暮らす少年・ダイとかつての勇者・アバンとの出会いから始まります。そして、アバンの遺志を継いだダイは、仲間共に旅に出て、新たな魔王軍との戦いと、世界征服を目論む大魔王バーンとの決戦を繰り広げます。

本編では、主人公である勇者ダイが行方不明になるところで物語が幕を閉じました。連載当時から続編の期待を感じさせる終わり方でしたが、現在連載されているのは、先代勇者・アバンが繰り広げる過去の冒険です。

原作は引き続き三条陸先生が担当していますが、作画は芝田優作先生が担当しています。雰囲気が変わってしまうのでは? という懸念を吹き飛ばしてしまうぐらい、稲葉浩司先生に絵柄を寄せていて、全く違和感がありません。素晴らしい職人技だと思いました。

ストーリーについては過去の話なので結末に至るまでの流れは知っているのですが、描かれる紆余曲折が興味深く引き付けられてなりません。

例えば、マァムの両親、レイラとロカの馴れ初めや、本編では語られなかったロカの最後について知ることができたり、本編では飄々として掴みどころのなかったマトリフの過去や人間臭さ、アバンの生い立ちについてなど、本編の人気キャラクターが見せる新たな一面に目が離せません。

るろうに剣心

『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』は、和月伸宏による日本の漫画作品です。物語は、伝説の人斬りとして恐れられた最強の維新志士、緋村剣心が、己の贖罪と弱き人々を守るために明治という時代の中で剣を振るって戦う姿を描いています。

2017年9月からは続編である『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚・北海道編-』が『ジャンプスクエア』10月号より連載中です。

ファンとしては剣心や薫の姿が見られるだけでも嬉しいのですが、一つ疑問なのは、剣心は本編時点で30近い年齢だったように思いますが、数年経っても一切老けていないのは何でしょうか。漫画の世界とはいえ理不尽です。

犬夜叉

『犬夜叉』は、高橋留美子による日本の漫画作品で、戦国時代を舞台にした冒険活劇です。半妖の少年・犬夜叉と現代からタイムスリップしてきた女子中学生・かごめが、四魂の玉のかけらを探す旅を描いています。

この作品は、『週刊少年サンデー』にて1996年から2008年まで連載されました。また、テレビアニメ化もされています。

続編と呼べる作品はオリジナルテレビアニメ作品として発表されました。犬夜叉、殺生丸の娘たち3人の冒険を描いた『半妖の夜叉姫』です。

妖怪と人間の血を引く半妖の少女たち、とわ、せつな、もろはが主人公で、彼女たちは幼い頃に森の火事に巻き込まれ、離ればなれになりました。

とわは、時代樹の時空を越えるトンネルをくぐり抜け、戦国時代から現代へとタイムスリップし、かごめゆかりの日暮家の娘として育てられ、武道に長けた女子中学生に成長しました。一方、せつなともろはは戦国時代を生きてきました。彼女たちが出会い、絆を深めながら冒険を繰り広げるというストーリーです。

個人的には原作で殺生丸のツンデレというか、分かりづらすぎる愛情が好きだったのでそれが堪能できるアニメだったなという感想です。娘の「とわ」と「せつな」という名前も、どういう気持ちでつけたのかなと考えると切ないですし。「もろは」は女の子なのに犬夜叉の若い頃そっくりでしたね。

シャーマンキング

『シャーマンキング』は、武井宏之による日本の漫画作品で、霊能力者(シャーマン)の少年麻倉葉が、シャーマンの頂点を決める戦い「シャーマンファイト」に参加し、全知全能の力を持つシャーマンキングとなるための戦いを描く物語です。

この作品は、『週刊少年ジャンプ』において1998年から2004年まで連載され、全300話が発表されました。

続編となる『シャーマンキングFLOWERS』は、引き続き武井宏之による漫画作品です。物語は、麻倉葉と恐山アンナの息子である麻倉花を主人公に据え、新たな戦い「フラワーオブメイズ」が始まる様子を描いています。

前作の葉が少年漫画の主人公としては破天荒なほどユルいキャラだったのですが、息子の花は良くも悪くも普通の男の子の範疇を出ないキャラなので、少し肩透かしな感じはありました。でも能力バトルの面白さやキャラクターの引きの強さは健在なので、今後の展開に期待が持てる作品だと思います。

2024年からアニメも絶賛放送中です。

最後に

子供の頃から呼んでいた漫画の続編が読めるのは、時の贈り物というか、年を重ねて良かったなと思える出来事の一つですね。
今読んでいる漫画も、長生きすれば数十年後に続編を読むことができるかもしれません。そう考えると未来にワクワクしますね。

皆さんの好きな漫画も、いつか続編が製作されると良いですね。


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YeKu@エッセイとか書いてる
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