「YEEELLのみんなへ」
今日新しい仲間が二人増えました。YEEELLを選んでくれた事はとても嬉しいし、大いに盛り上げて迎えたかったのですが、今の状況化のためテレカン全社会議で紹介させてもらいました。今の状況が収束したら改めて歓迎会でもしましょう。
新しい仲間も増えたし、三期目最後のnoteという事で今回は弊社スタッフへ向けて書きます。わざわざnoteではなくメールやチャットで伝えれば良いのでは?という疑問もあると思いますが、これから書き残す事とリンクする部分があるのでnoteのようにオープンな場所で発信する事を決めました。
プラットフォーム型組織
設立した2018年3月からずっと言い続けている事で、今働いている社員や卒業した社員も僕の口から一度は聞いていると思います。
僕の考えるプラットフォーム型とは、事業としてのミッションでもある『個人の経済圏を応援するプラットフォーマーになる』という意味もありますが、社員に向けての意味もあります。
トップダウンの指示系統であるピラミッド型組織は、しっかりと基礎(商品やサービス)と歴史(ブランディング)があり成り立っていると思います。
YEEELLは基礎も歴史もこれから作っていかなければなりません。
僕に圧倒的な能力やカリスマ性があれば、ピラミッド型組織でも成長させる事はできるかもしれませんが、僕は圧倒的な能力やカリスマ性がある先輩や友人や後輩、仕事を支えてくれている社員に助けられて今があります。
そんな僕が先輩や友人の真似事をしても、ピラミッド型組織は作れないと自分でわかっています。
それでも『YEEELLという一つの集合体をこれから成長させていくためには?』と考えた結果が「プラットフォーム型」という答えに辿り着きました。
過去の経験を経て
設立前の前社時代からクリエイターやインフルエンサーと関わりを持たせてもらっている事で、多くの企業から社内勉強会などに招かれて、今どきのSNS事情やインフルエンサーについて講演をさせてもらいました。講演をさせてもらっている時、いつも思っていた事があります。
社員が100人、1000人いるのになぜ
外部のクリエイターやインフルエンサーにPRの仕事を依頼するんだろう?
インフルエンサーの彼、彼女達も元々は何も無い一般の方でSNSを通して自己表現を続けた結果が今です。僕の話を聞いている方々が自分達が愛している商品やサービスを発信する事は、今この瞬間から行動できる事で。発信を続ける事で新しいクリエイター、インフルエンサーが生まれる可能性が大いにあります。商品やサービス愛に嘘がない100人、1000人が一斉に発信できたらそれだけで広告効果は絶大です。
僕は”講演”という名の”営業”だと思っていて、仕事を繋げる事が目的だったのでアドバイスをする機会はありませんでしたが、そのころから「社員全員インフルエンサー」的な組織があったらと考えるようになりました。
社員全員インフルエンサー
プラットフォーム型は、会社と、働くみんなの関係値の在り方を理解しあう事で相互にメリットを生めると思います。
・会社は社員が成長できる環境を整える。
・社員は自身の成長のために環境を利用する。
YEEELLが会社の業績や方針を毎月全社員に開示して説明しているのは、会社の事を理解してもらい”言われたから行動する”のではなく、”自発的に行動や発信をして自身の成長に繋げて欲しい”からです。
みんなはYEEELLというプラットフォームで活動しているインフルエンサーです。といっても“会社のサービスやプロダクトをSNSで積極的に発信してね“と言う事ではなくて、前社時代の講演会で経験して思っていた”社員全員インフルエンサー”を意識化したものと捉えて下さい。
クライアントやクリエイターやインフルエンサーも、一緒に働いているスタッフも、関わる全ての人が自分のフォロワー候補です。
僕達も有益な情報や体験を与えてくれる人のフォロワーになるのと一緒で、相手に有益な情報や体験を発信する事(アウトプット)が出来れば自分のフォロワーになってくれます。
ただ発信する内容がずっと同じで、新しいものが無ければフォローを外される事もあります。常に自身をアップデートし続けないといけません。
大事なのは“相手が何を求めているかを考えて日々行動する“という事です。
アップデートを続けていくには、自身がフォロワーとなりインプットをする事も大事で、みんなが相互フォローできる関係値を築けていけば、より早く成長できると思います。
YEEELLはスタッフがフォロワーを増やし成長すれば相乗効果で成長できるので、みんなに求めるだけではなく、フォロワーを増やせる環境を整えて魅力を感じてもらえるプラットフォームでなくてはありません。
役職は権力ではなく役割を示すものです。常にみんなと同じ目線を持ち、会社とみんなに相互シナジーが生まれる環境をつくる事こそが僕の役割です。
いきなり訪れた新時代
プラットフォーム型組織を目指すとは言っていますが、僕のような体験をしている社員もいないし、そもそも僕が若い時からピラミッド型社会で生きてきているので、まだプラットフォーム型に対応できていなかったりします。お酒飲むと一気にピラミッド型になったりは反省です。。。
言葉として話す事はできるけど、伝えられてはいないと感じています。
日々の環境で、実際に体験しないと今までの固定観念に縛られ、理解はするけれど変化を恐れ行動出来ない事はみんなもあると思いますが、”理解できない”、”行動しない”人が悪いのでなく、環境を整えられていない僕の力不足だと思っています。
言葉に重みを持つためには、日々行動を起こし環境のアップデートをし続けるしかなくて。”昨日も今日も明日も前を向き進んでいけば必ず伝わる時がくる”と思っていた時に、コロナ時代が訪れました。
世界規模で悲しい、暗いニュースが連日流れてきます。全く他人事ではなくて、健康面も経済面でも常に不安があり、どんなに待っていても今までと同じ時代に戻る事は無いと思います。
新しい時代になり、今まで当たり前にできていた事ができなくなりました。
「誰かが守ってくれる」などの他力本願な考えでは、これからの時代で生き残るのは難しくて、自分で判断し行動していかないといけません。まさに目指していたプラットフォーム型での働き方です。
僕が説明してプラットフォーム型の働き方の意識をみんなに理解してもらう前に時代が変わり、強制的に意識を変えていかなければいけなくなりました。
会社に与えられた事をして、報酬をもらい、守ってもらう意識ではなく、会社を利用して自分をアップデートして新しい時代に適応しなくてはなりません。
『Happy New "YEEELL"』
YEEELLが掲げるビジョン『Happy New "YEEELL"』は“関わる全ての人達に寄り添い希望を与えて、進化を続ける時代の幕開をHappyにできる企業を目指す”の意味が込められていますが、このビジョンを成し遂げるため、今まさにプラットフォーム型組織の真価を問われる事になると思います。
移り変わりの早い今の時代に日々適応していくために、1日、1日を無駄にせずに成長する必要があります。まずは意識を変えて、今何をやる事がベストかを考え、今この時から行動をしましょう。
本当は対面で伝えたかったけれど今の状況化では難しいので、noteを通してみんなへ伝えてさせてもらいました。お互いの理解をさらに深め四期目を迎えたいと思います。