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はさみこまないで!
学会でも会議でも公開講座でも話す,特に質問をするときに途中で言葉を挟み込む人がいる。例えば
「4節の考察で説明していたアクセントの知覚が結果の記述に影響しているというところについてなんですけど,まあ知覚ってひとことに言ってもどういうものかけっこう難しいところがあるんじゃないかと思いますけど,それが影響しているとして,僕は影響の大きさも気にした方がいいんじゃないかなという気がしますが,それで,過去の研究でも…」
みたいな感じだ(内容はテキトー)。
これがけっこう聞き手にとって負荷が大きい。本当に大きい。特に答えなきゃいけない側(学会なら発表者)だと何が質問かが分からないととても辛い。
でも年齢を問わずけっこうこれをやっちゃう人がいる。なんとなくオタク語りっぽさを感じさせるのだけど,もう少し考えると,どうも自分の持っている知識とか,考えていることとかを,それが質問に関係するかは関係なく口に出してしまいたいということなんだろう。
あまり面と向かって「お前の話は途中に別のことが挟み込まれていて分かりづらい」と言ってくれる人はいないので,ぜひ自分自身で立ち止まって気にしてみてほしいと思う。