デイケア参加してみてどうよ。その2。
読む前に
あくまでれもれもの場合です。施設や病院によって内容や対応が異なる場合もありますので、もしご自身が通う場合は事前にHPを調べたり、会社などを通じて直接お話を聞くなどしてください。
読んでいて辛くなったりした場合はブラウザバックしていただいて、ゆっくり自分を労わることを優先してくださいね。
前回の文章はこちら
デイケア通ってみてどう(集団内での自己の振り返りステップ)
「体調を整えつつ、休職の原因の内省や、考え方の癖を見つけるステップ」を卒業し、「集団で動く自分がどのような動きをしてどんなストレスがかかるか、それとどう付き合えるかのステップ」に入りました。
個人的には、すごく負担のかかるステップだなあと思っています。
定期的に、会社での役割分担と役職分担を模した集団プログラムがあり、それに大幅な体力を奪われています。疲れるんやこれが。
個人的には、目的がないとうまく動けないらしく、それが見えるようになるまでどう動いていいかとか、集団の中で他人に気を使いすぎて他のことに気が回らなくなったりしちゃうので、後半生気がなくなりがちです。しょぼん。
それに加えて自己内省のプログラムがあるのですが、振り返った上で「これからどうするか」の部分が強くなったようなプログラムが多いです。
ここまでくると、復職が見えてきている方が多いので今後の自分の振る舞いを考えること、そしてそれをリワークで練習して定着させよう!ということが軸なので、めちゃくちゃ精神的にも体力的にも疲弊します。
私もそうですが、周りの方も練習してみて違和感が出て悩んでいたり、やりすぎて周りから突っ込まれたりとして、心身ともにお疲れの方をよくみます。
また、振り返る幅も大きくなり、「休職要因」だけでなく人生を振り返って、似たような場面でどうしてたかななどを振り返ることも多いです。意外と共通点が見つかったり、これを機にこういうことが苦手になったんだよな自分、と思うことも多いです。休職に関わらず、生きづらさみたいなもののきっかけを見つけることができますね。
個人的に悩むのは、「自分のトリセツ」を作ろうというプログラム内のコンテンツですね。
自分の強み弱み、得意不得意などなど考えるのが、まー大変。得意・強みって難しいですよね。私自身、理想が高すぎるのかなとも思いますが。
あと、就活でも強み・得意などは考えたような気がします。就活の際はそれを企業へのアピールのために使うようなもんですが、この場では自分の内省だったり自信をつけるためにやることが多いですね。なんというか就活中に行う強み探しは、企業への適応のためなのかなとずっと悩んでいたというかやりたくなくて、ほどほどに逃げていました。改めて向き合うと面白いもんですねえ、色々思うことがあります。
というか、就職に対して後ろ向きだったかつての自分がまた「こんにちは」してきて、毎回悩んでしまいます。
ステップが変わったこともあり、人間関係もガラッと変わったのですが、そこはなんとか。良いご縁に恵まれて程よく過ごしています、相変わらず色々なバックグラウンドがある人間がこの空間にいるので、誰も彼も大変なんだなあと思います。
今後の話
個人的にはゆるゆると復職の時期が近づいて、いろんな書類やら検査やらありました。
検査は丸一日…とまではいきませんがまあまあ拘束されますね。そんな大変ではありませんが。
書類も会社から色々きて、てんやわんやです。この数ヶ月でいろんな書類書きました。会社って届けが多くて大変ですねえ。
あと、保険関係からも連絡きて本当にてんやわんやです。なんじゃこりゃ書類が多すぎる。
あと、お金は傷病手当金があるので生活には困らないですが、貯金とかあそぼうとすると余裕がないねーって思いますね。収入によって多少変動はあるはずなので人によるんでしょうけど。
だからなのか、お金稼がなきゃという焦りは最近日に日に湧いている気がします。この焦りだけで復職しようとしちゃうのは、良くないんだろうなとは思っているんですが。
ちなみに傷病手当、人によってはもしかしたら会社の給料日とは違うタイミングに支給される可能性あります。私はそれで家賃払えなくなるところでした。焦った。
一刻一刻と復職が近づいていると思うと、ドキドキします。そんなもんだよと先生に言っていただいて、落ち着かなくてもいいやという自分がいます。
ただ、長い時間かけて治療している人を横目に、早々にデイケアという治療の環境を離れるほど自分は大丈夫なのだろうかと心配にもなりますね。わたしよりもとても聡明で、優秀なんだろうなと思われる方が治療や自身と向き合うことに関してとても悩んでいたり、トラウマのような物に向き合って苦しんでいるのを見ていると、まだまだわたしは自分と向き合えていないのではないのだろうかと思ってしまいます。復職してしまうと自分に負担かけるほどの向き合い方をするのが難しくなるのではと思って、今のうちにトラウマと思われるものには向き合わなきゃなあと思う日々です。この前早速、大きなものにぶつかりに行って、体調を崩しかけたのですが。
また、復職したら、覚え書きがてら書きますね。
こんな感じで心が揺れ動きながら毎日過ごしています。もちろん一例ですので、参考程度に。