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システムエンジニア
最近、1日2食生活が続いてる。いや、もはや最近でもない。ここ3年ぐらいずっと続いてる。原因はわかってる。大学生になって生活リズムが瓦解したから。朝起きる時間が遅くなって朝食を食べない生活になってしまった。あと、一人暮らしをしてると、実家と違って、朝食が勝手に現れてくるシステムが導入されてないというのもある。うちの家に導入されるのはいつなんだろうか。甚だ疑問である。
とはいえ、毎日朝食を食べないわけでもない。モチベが高ければ食べる。しかし、多くても週に3回程度。さらに悪いことに、朝食を食べた日はなぜか昼食を食べなくてもいいかという気持ちになることがある。その結果、1日2食になってしまうこともしばしば。さらにさらに朝と昼を食べると夜はいらないかという気持ちがはたらくときがある。なんなんだこれは。ご飯食べろ自分。めんどくさがるな。でも、1日1食で生活している時期があったため、2食も食べてる自分偉いと思う気持ちもある。いや、断じて偉くはない。1日1食生活の時期はもはや人間ではなかったと自分でも思う。人間の化けの皮を被った何かだった。
しかし、今までの人生を振り返ってみると、ここ2.3年の話じゃない気がする。高校受験、大学受験のときと、受験勉強を経験するたびに明らかに食が細くなっている。体を動かすことが減り、勉強中に眠くなるのが嫌で、いつもお昼ご飯はおにぎり1個だけだった。その結果、中3の夏休み終盤、朝、冷蔵庫を開けた瞬間目の前がブラックアウト。気づいたら母親に抱き抱えられていた。ドラマのワンシーンかと思った。その日は夏期講習があったため、親に塾まで送ってもらうために車に乗車したが、気分が悪くなり行き先を病院へ変更した。塾で知識を体の中に入れるはずが、気づいたら点滴で生理食塩液が体の中に入っていた。笑えない冗談だ。頼むから人間らしく生きてくれ。しかし、ここまでいくと滑稽ではある。
実生活に影響が出ているのにも関わらず、なかなか改善しようとしない。その理由はわかっている。食に興味がないからだ。食べることができれば何でもいいと思ってしまう。毎日同じものを食べても全然飽きない。大学の食堂でも同じものしか食べない。週4、週5で同じものを食べることなんか日常茶飯事だ(さすがに3食同じということはないが)。別にそれが好きだからとかではない。選ぶのがめんどくさい。口に入れば全部同じ。そう思ってしまう。食に対する喜びがほしいわけではない。おいしい、おいしくないの問題でもない。食べられるか食べられないか。ただそれだけ。好き嫌いは無いが不味いものは苦手。食に対する価値観はこれからも変わることはないと思う。
あと、もう一つ理由があるとすれば、お腹が赤ちゃんレベルだということだ。油分を多く含む食事だと、すぐお腹を壊してしまう。そうなるくらいなら食べないほうがマシかなと思うこともある。辛い食べ物は割と好き好んで食べるのだが、お腹はそれに対応できる機能を当然持ち合わせていないため、牛乳のような中和できるものがなければ、the endである。高校時代、コンビニで買った麻婆豆腐を塾で食べたら、想像以上に辛く、食べ終わった直後からお腹が痛くなり、すぐ帰ったことがある。ほんまに何してんねんって話。これも笑えない。ほんとにいい加減にして欲しい。結果的に、中学、高校時代の思い出で「食×塾=体調不良」の公式を導き出せてしまった。嗚呼なんと悲しいことか。
こんな悲しきモンスターを救うには、やはりあれが必要なのかもしれない。そう、あの朝食自動出現システムが。