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仲間や繋がりをつくり双方にエンパワメントを
この記事は、2,338文字です。個人差はありますが、3分〜4分ほどでお読み頂けます。
よこはま発達相談室の佐々木です。4月2日は世界自閉症啓発デーであり、4月2日〜8日までが発達障害啓発週間になっています。この1週間はそれに関連するシリーズでお届けしています。今回は「柔軟な発想で支援を」がテーマです。
全体を見る視点で
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そこ(事業所)のクセみたいのもあるから、先生方もコンサルテーションにいかれると施設のクセを見つけながら、あえてそうじゃない視点を放り込んだりしてるんじゃないかと思いますけど。
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事業所さんによって特色、カラー、事業所の方針のカラーもあるでしょうし、当たり前ですけど、ぼくらのグループと違う法人さんであれば働いている人も違うので、みんなの価値観が一緒ということはないでしょうから。3つあれば、それぞれの文化は違うんですよね。その中で、「この支援をするんだ」とだけ言っていても伝わりにくいし、それぞれの事業所の文化を教えてもらって、この事業所さんにはこのアプローチがいいかもしれないとか、もうちょっと全体を見ながらやっていく、これは普段の支援でもコンサルテーションでも大事なかと思っています。
宇野先生が仰ってくださったように、仲間を作るというのは大事なことだと思っていて、これはコロナになってマイナス・デメリットもすごく多かったのですけど、プラスもあって。全国の人と繋がりやすくなった。物理的な距離が遠かったけど、それがオンライン化が進んだことで仲間が作りやすくなったと思うんですね。一方で、これはリアルでもオンラインでも同じですけど、そういう場をどう見つけるかとか、どうそこに自分が行くかとか結構難しいところだなと思っていて。そういう横の繋がりとか、仲間ができたらいいなと思っていて。内山先生の方では、保護者の方の繋がりを作ろうと思っていますよね。
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オンラインサロンをやります。4月末からですね。
*詳細はこの記事の最後に載せてあります*
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内山先生は保護者の方のグループを作ろうとしていて、ぼくの方では保護者の方もおりますけど、支援者の方々の繋がりを作っていけたらいいかなと思って、それぞれで取り組みをしているところではありますね。その中で、新しく得られる視点もあるので。だから、ぼくらのところ(コミュニティ)に入ってくださいということではなくて、皆さんが情報をもらえたりとか、いろいろな自分の視野とか視点を拡げるようなグループ、仲間を可能な限り作っていただける方が、柔軟な発想を持っていくには役に立つような気がします。
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今だからこそ、地域を超えたネットワークを
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皆さん、それぞれの地域で頑張ってらっしゃるけど、地域の中にうまく仲間が見つかっていきにくいという方々にも結構多くお会いしますもんね。全国に心ある仲間たちが、昔だと自閉症カンファレンスとかありましたけど、あういう場に行くと全国の熱心な仲間たちと出会って。今は、オンラインでもそういう仲間と出会えるようになって。仲間に出会うと、こっちも頑張らなきゃと思うので有難いですよね。
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さっき宇野先生も、サポートルーム(よこはま発達グループの児童発達支援)のお話で、保護者の方のエンパワメントという話をしてくださいましたけど、支援者の方のエンパワメントも大事だと思うんですよね。じゃあ、何でエンパワメントされるかというと、ぼくらであれば同じ職場の中でお互いにエンパワメントできているところはあります。でも、そういう職場ばかりじゃないとは思うんですよね。なので、職場になければ一歩外にそういう場があると自分自身がエンパワメントされたり。地域になければ地域を超えて、これはオンラインでやりやすくなっているので、そういうことも大事なのかなと思っていて。ウェルビーイングを考えたときには、ご本人もご家族も、支援者の方もだと思うんですよね。
さっき宇野先生、趣味というはハッピーな瞬間も好感度を上げようとしていたのかわかりませんけど(笑)、直接臨床をしているときで。でも、宇野先生を近くで見ていると本当にそうだなと思います。お二人とも趣味がきっとそう(自閉症の方々と関わること)なんだろうなと思って、その時間が幸せて。うまくいってよかったなと思える瞬間って、ご本人やご家族もQOLが少し上がって、同時に内山先生や宇野先生たち支援者のQOLも上がっているんじゃないかなって。
どこかの誰か一人がすごく踏ん張って、我慢して、限界まで耐えるというのは、一時的にはもしかすると必要な時間はあるかもしれないですけど、ずっとじゃなくて、みんなのハッピーを目指していくのが、理想論と言われるかもしれないけど大事かなと思います。そういう取り組みを、ぼくらとしてもしていきたいと思っているところではあります。
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続きは、また次回配信いたします!
次回がシリーズ最後の配信になります。「自閉症スペクトラムの方々の魅力を語ろう!」をテーマにお話をしていきたいと思います。ご関心ある方はご視聴ください。
よこはま発達相談室
佐々木康栄
オンラインサロンとは?
話の中で出てきた「オンラインサロン」ですが、これはfacebookグループを利用したコミュニティです。ご関心あれば下記リンクよりご確認ください!
支援者向けオンラインコミュニティ「オンラインゼミ」
オンラインサロンの詳細はこちら
内山登紀夫のオンラインサロン(保護者向け)
オンラインサロンの詳細はこちら
また、佐々木の方ではいくつかのSNSでも発信しておりますので、ご関心ある方はアクセスしていただけますと幸いです。どうぞ宜しくお願い致します。
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