アイデアインプット術「はじまりの場所にいる」(尾原和啓さんのセミナー参加感想)
IT評論家の尾原和啓さんが登壇するセミナーに参加してきました。
恥ずかしながら、尾原さんのことは知りませんでした。じゃあなんでセミナー参加したんだという話しですが、HLCという人材関係のコミュニティ(オンラインサロン的なもの)に6月から入会し、入会してから初めてのイベントの登壇者が尾原さんだったのです。
マッキンゼー、NTTドコモ、リクルート、楽天などなど数多くの企業で多種多様なプロジェクトに携わった尾原さんの話に圧倒されて、私の能力では簡潔にまとめることができないのですが、一番印象に残った「アイデアのインプット術」について書いてみます。
尾原さんがいわく、アイデアのインプットのポイントは3つ
①はじまりの場所にいること
とにかく権威の人やその道の第一人者の人に話を聞きに行くこと。また、人から人へ情報源の方(上流)へたどっていくことが大切。
例えば、食べログだったら自分がいいと思ったお店に最初に点数をつけてコメントをしている人を記録して追っていく。何件のお店をチェックすると、大抵は同じ人が最初にコメントをつけている。ということは、その人がコメントをつけたお店はそのあとに流行る可能性が高い。と。
また、はじまりの場所は1~2年という単位ではなく、10年単位で動いていく。これは私の勝手な解釈ですが、1~2年後ではなくて10年後を見据えて動いていくのが良いのかなと思います。私の場合は早期離職対策なんてのを仕事にしていますが、10年後の早期離職はどうなっているのだろう?たぶん、今とあんまり変わらない気がします。。。
②2~3年前の「未来予測」を比較しながら読んでいく
年末年始などに様々な分野での未来予測が雑誌などで発表されます。尾原さんはその年の未来予測だけでなく、2~3年前の未来予測を見ながら「何が外れたのか」「なぜ外れたのか」を考えながら、未来を予測していくと言っていました。何が当たったのかよりも、何が外れたのか、なぜ外れたかの方が重要だと。
確かに、なぜ外れたのかってあんまり考えないですよね。考えても「予想した奴がバカだったから」みたいなことで片づけてしまうことが多い気がします。でも、予想した時点ではそれなりの根拠があるわけですから、外れたのにも理由があるはずです。突発的な事件、例えばリーマンショックみたいな出来事があったなら予想が外れるのも仕方がないかもしれません。でも、特に大きなイベントがなくて予想が外れたなら、そもそもの予想のたてかた自体が間違っているかもしれないわけで、なぜ間違ったかは確かに重要。
私の専門の早期離職に関しては、このあとしばらくは早期離職率は横ばいから微減だと思っています。新卒採用が売り手市場なので、このあと景気が悪くなった場合、一時的に早期離職率は下がると思うんですよね。リーマンショックの影響で就活は売り手市場だったけど内定切りなどが問題になった2009年卒も早期離職率低かったですし。
③ 秘密
さてさて、肝心の3つ目のポイントですが。時間切れ?もあって聞くことができませんでした。ちなみにポイントの①と②は尾原さんの書籍にも書いてあるそうです。
あ~3つ目聞きたかったな。
noteの使い方、まだよくわかってないけど、とりあえずインプットをアウトプットして自分の中に腹落ちさせるためのツールとしてつかってみるつもりです。